沖縄市議会 > 2003-03-26 >
03月26日-05号

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  1. 沖縄市議会 2003-03-26
    03月26日-05号


    取得元: 沖縄市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-21
    第267回 沖縄市議会定例会┌──────────────────────────────────────┐│   平成15年                              ││           沖縄市議会定例会会議録                ││   第267回                              ││                                      ││         平成15年3月26日(水)午前10時開議         │└──────────────────────────────────────┘議  事  日  程   第 5 号平成15年3月26日(水)                午前10時 開議第1 議案第48号 沖縄こども未来ゾーンの設置及び管理に関する条例          (総務委員長 報告) 第2 議案第49号 沖縄市こども未来基金条例総務委員長 報告)第3 議案第72号 平成15年度沖縄市一般会計予算予算審査特別委員長 報告)第4 議案第73号 平成15年度沖縄市国民健康保険事業特別会計予算          (文教民生委員長 報告)第5 議案第74号 平成15年度沖縄市老人保健事業特別会計予算          (文教民生委員長 報告)第6        議案及び議案説明書の一部訂正について第7 議案第75号 平成15年度沖縄市介護保険事業特別会計予算          (文教民生委員長 報告)第8 議案第76号 平成15年度沖縄市土地区画整理事業特別会計予算          (建設委員長 報告)第9 議案第77号 平成15年度沖縄市下水道事業特別会計予算建設委員長 報告)第10 議案第78号 平成15年度沖縄市水道事業会計予算建設委員長 報告)第11 議案第79号 沖縄市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例第12 議案第80号 財産の購入について(こども未来館(仮称)情報通信ネット          ワーク機器等の整備)第13 議案第81号 財産の購入について(こども未来館(仮称)情報通信パソコ          ン機器等の整備)第14 議案第82号 財産の購入について(こども未来館(仮称)情報通信映像機          器等の整備)第15 議案第83号 平成14年度沖縄市一般会計補正予算(第7号)第16 陳情第11号 小規模作業所補助金増額に関する陳情書          (文教民生委員長 報告)第17 陳情第15号 東南植物楽園周辺における環境対策について          (沖縄市議会に対する要請)(文教民生委員長 報告)第18 閉会中継続審査の申し出について    議案第21号 沖縄市個人情報保護条例総務委員長 提出)    請願第 1 号 中城湾港(泡瀬地区)公有水面埋立事業に関連し、埋立予定地周           辺(比屋根湿地等)の環境調査、海草の手植え実験の深場での実           施を求める請願(建設委員長 提出)    請願第 2 号 バス路線新設について(請願)(文教民生委員長 提出)    陳情第 4 号 政府および国会に対する有事法制三法案の廃案を求める声明と行           動の要請について(総務委員長 提出)    陳情第 7 号 公共工事に伴う土砂等運搬に関する陳情(建設委員長 提出)    陳情第 8 号 無認可保育園に対する運営費助成の抜本的拡充を求める陳情書           (文教民生委員長 提出)    陳情第12号 「国民の健康保護、食品の安全性を確保」するための、食品安全           行政確立を求める要望書(産業経済委員長 提出)    陳情第16号 沖縄市における保育施策について(要請)           (文教民生委員長 提出)    陳情第17号 21世紀を担う子どもたちの健やかな育ちを守るために(陳情)           (文教民生委員長 提出)第19 報告第18号 例月出納検査報告第20 報告第19号 例月出納検査報告第21 報告第20号 例月出納検査報告第22 報告第21号 例月出納検査報告第23 報告第22号 財政援助団体の監査結果について第24 報告第23号 例月出納検査報告第25 報告第24号 例月出納検査報告第26 報告第25号 例月出納検査報告第27 報告第26号 例月出納検査報告第28 報告第27号 諸般の報告     ──────────────────────────────本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件第1 議案第48号 沖縄こども未来ゾーンの設置及び管理に関する条例          (総務委員長 報告)第2 議案第49号 沖縄市こども未来基金条例総務委員長 報告)第3 議案第72号 平成15年度沖縄市一般会計予算予算審査特別委員長 報告)第4 議案第73号 平成15年度沖縄市国民健康保険事業特別会計予算          (文教民生委員長 報告)第5 議案第74号 平成15年度沖縄市老人保健事業特別会計予算          (文教民生委員長 報告)第6        議案及び議案説明書の一部訂正について第7 議案第75号 平成15年度沖縄市介護保険事業特別会計予算          (文教民生委員長 報告)第8 議案第76号 平成15年度沖縄市土地区画整理事業特別会計予算          (建設委員長 報告)第9 議案第77号 平成15年度沖縄市下水道事業特別会計予算建設委員長 報告)第10 議案第78号 平成15年度沖縄市水道事業会計予算建設委員長 報告)第11 議案第79号 沖縄市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例第12 議案第80号 財産の購入について(こども未来館(仮称)情報通信ネット          ワーク機器等の整備)第13 議案第81号 財産の購入について(こども未来館(仮称)情報通信パソコ          ン機器等の整備)第14 議案第82号 財産の購入について(こども未来館(仮称)情報通信映像機          器等の整備)第15 議案第83号 平成14年度沖縄市一般会計補正予算(第7号)     ──────────────────────────────出  席  議  員  (30名) 1 番 小 浜 守 勝 議員     8 番 喜 納 勝 範 議員 2 番 仲宗根   弘 議員     9 番 仲 村 未 央 議員 3 番 仲 眞 由利子 議員    10 番 玉 城 デニー 議員 4 番 瑞慶山 良一郎 議員    11 番 島 袋 邦 男 議員 5 番 花 城 貞 光 議員    12 番 桑 江 朝千夫 議員 6 番 阿多利   修 議員    13 番 喜友名 朝 清 議員 7 番 浜比嘉   勇 議員    14 番 照 屋   馨 議員15 番 与那嶺 克 枝 議員    23 番 仲宗根 義 尚 議員16 番 江 洲 眞 吉 議員    24 番 仲宗根 国 夫 議員17 番 宮 城 一 文 議員    25 番 新 里 八十秀 議員18 番 新 垣 萬 徳 議員    26 番 照 屋 寛 徳 議員19 番 内 間 秀太郎 議員    27 番 比 嘉 清 吉 議員20 番 大 嶺 秀 光 議員    28 番 普久原 朝 勇 議員21 番 新 田 保 友 議員    29 番 棚 原 八重子 議員22 番 島 袋 勝 元 議員    30 番 池 原 秀 明 議員     ──────────────────────────────欠  席  議  員 (な し)     ──────────────────────────────説明のため出席した者の職、氏名市  長   仲宗根 正 和    経済文化部長 平 良 正 吉助  役   高 良   武    建設部長   宮 城 弘 志収入役    砂 川 正 男    東部海浜   山 田   勝                  開発局長総務部長   普久原 朝 健    水道局長   冨 里 隆 也総務課長   仲宗根 秀 雄    水道局部長  具志堅 康 秀企画部長   池 原   清    消 防 長   内 間 安 彦企画部参事兼 島 袋 芳 敬    教育長    渡嘉敷 直 勝振興開発室長市民部長   根路銘 一 郎    教育部長   阿波根 昌太郎福祉部長   山 下   泉     ──────────────────────────────職務のため議場に出席した事務局職員の職、氏名事務局長   島 袋 勝 輝    議事課長補佐  平 田 嗣 巳                  兼調査係長事務局次長  喜 瀬 照 夫    議事係長    當 間 朝 康議事課長   中 村 哲三郎 ○浜比嘉勇議長 おはようございます。これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員数30名であります。全員出席でございます。 本日は議事日程第5号によって議事を進めます。 △日程第1 議案第48号 沖縄こども未来ゾーンの設置及び管理に関する条例を議題といたします。総務委員長の報告を求めます。総務委員長。 ◎喜友名朝清総務委員長 おはようございます。総務委員会委員長報告をさせていただきます。 議案第48号 沖縄こども未来ゾーンの設置及び管理に関する条例についてご報告申し上げます。 平成15年3月6日、第267回沖縄市議会定例会において、総務委員会に平成15年3月20日までに審査を終了するよう期限付で付託になりました議案第48号沖縄こども未来ゾーンの設置及び管理に関する条例について、審査の経過と結果についてご報告いたします。 本委員会は、平成15年3月19日に委員会を招集し、市当局から企画部参事振興開発室長及び関係課長等の出席を求め、説明を聴取すると共に質疑を交わし、慎重に審査をいたしました。 以下、審査における主な質疑内容を申し上げますと、まず、第2条の名称について、「沖縄こどもの国」という愛称を存続させるというこれまでの説明があったが、条文では記載できなかったのか、愛称を決める手続きはどこで審議をするのか、それをどのように議論されたかという質疑に対し、今回の提案は地方自治法第244条の2に基づく公の施設の設置及び管理での法的な名称であり、去った1月臨時議会後の庁議で、その考え方を整理して正式決定したとの答弁であり、また、これまで新財団の法人の名称でも説明してきたが、新財団についても「(財)沖縄こども未来ゾーン運営財団」で正式に登記されることになっており、そのことによって法的な根拠が与えられるとの答弁でありました。愛称については、新しい施設のパンフレットやチケットなど外に向かって宣伝等をする場合に、これを使うことによって定着するのではないかとの答弁でありました。 次に、第3条第4号の「許可なく動物を携帯するもの」というのはどういう趣旨で謳ってあるのか、その判断と手続きはどのように取るのかという質疑がありました。これに対し、昨今の介助犬や盲導犬の取扱や以前にもチャーンの鳴き声大会というイベントがあり、それらを想定しての趣旨であるとのことで、手続きなどについては規則や要綱で定めて、迅速に判断できるような形にしていきたいとの答弁でありました。 更に、第4条の利用料金について、子供達がチルドレンズセンターやワンダーミュージアムをリピーターとして利用されることも期待され、年間パスポートの発行というのが有効になると思うが、年間パスポートの額について、第4条の別表にも触れられていないが、第4条との兼合いで設定できるのか、具体的な額の設定はどうなるのかとの質疑に対して、年間パスポートを設定する場合にも第4条第2項の額の範囲内を基礎にして設定することになり、算定の方法は管理受託者のマネージメントとして検討し、第3項に基づき市長の承認を得て定めることになるとの答弁でありました。 以上が、審査における主な質疑内容及び審査の経過であるが、本委員会は慎重に審査をした結果、議案第48号 沖縄こども未来ゾーンの設置及び管理に関する条例については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しましたので、ご報告いたします。以上であります。 ○浜比嘉勇議長 以上で総務委員長の報告を終ります。ただいまの総務委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 議案第48号 沖縄こども未来ゾーンの設置及び管理に関する条例について、委員長報告に対する質疑をさせていただきたいと思います。 この条項を見ておりますと、管理財団というふうな位置付けなのか、それとも普通の財団法人としての責任まで及ぶ形での財団なのか、理事長を置くとかそういうものがないんですけれども、どのような形で審議をされたのか、その辺についてまずお伺いをしたいと思います。 普通の財団としての位置付けとは違って、管理財団というふうな感じがするんですけれども、その辺についてはここら辺の運営協議についてどういった形でこれを進めていくのか、そこら辺の運営委員会なるものが見えないですが、どのようにしていくのか、お聞かせ願いたいというふうに思います。 それから、今は管理受託者ということで市長が受託をするということになって、この財団に受託をする形にさせているんですけれども、その場合に受託者は政治的責任を負うのか、あるいは管理責任を負うのか、その辺についてお聞かせを願いたいと思います。 もし、政治的責任、あるいは管理的責任を管理財団の受託者が負わないとすれば、一体だれがとるのか、そこら辺について審議があったのかどうかお聞かせを願いたいと思います。 ○浜比嘉勇議長 総務委員長。 ◎喜友名朝清総務委員長 ご答弁申し上げます。ただいま池原議員からのご質疑に関しましては、委員会ではそういった質疑等々はございませんでした。 ○浜比嘉勇議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 委員会審議の中で慎重を極めたという話しになっていたわけですけれども、今回そうしますと、委員長報告というよりは、当局の方にもこの辺については関連しているので、ご説明をいただきたいというふうに思います。 本来ならば管理運営についてちゃんと理事会があって、理事の中で運営協議をして、事を進めていくということになるんですけれども、ここについては一切触れられておりません。そういう面では誰が一体運営していくのか、そこら辺についてお伺いしたいということであります。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午前10時09分)  ~~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時12分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ただいま休憩中に当局の方からお話がありました、第244条2項、3項の規定について、いわゆる公共団体との委託をすると、市長と当局と委託契約をするというふうなご説明がありました。この件について委託契約書の案なるものをご提示いただけないでしょうか。その中身についてどのような形で責任所在が明らかにされているかお聞かせを願いたいと思います。その辺について論議もあったのかどうか、含めてお聞かせください。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午前10時14分)  ~~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前10時16分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 地方自治法の第199条に基づく、市町村長の調査権ですね、この辺についてどういう形で使用されているのかどうか。お聞かせを願いたいと思います。普通地方公共団体が公益上の目的を達成するために、普通公共団体の長の行う調査は分担金や負担金、あるいは補助金、出損金等について、財政的に援助されていくという補助金等を受けているものに対して、199条に基づく調査をすることができるというふうになっていますね。 そうすると今管理財団に全部委託をするということになっていて、この審査については中身の運営等についてはどこで審査されるのか分からないという状況になっているわけです。そうするとこの状況でもって調査をし、議会について報告をする義務も地方自治法の243条の3で財政状況の公表についてやるようになっているわけです。 そういう面で今回の管理財団についての委託をする場合に単なるそこでの運営委託だけをやるのか、それとも中身等についてどういった形で委託契約が結ばれているのか、そこら辺が調査権も市長にも及ぶような形で出されているのかどうか。そこら辺が管理委託契約の中にどういうふうに盛り込まれているか、ここら辺が委員長報告の中でちゃんと審議がされたのかどうか。それをお聞かせ願いたいというふうに思います。199条の調査権について市長のご報告を願いたいと思います。 ○浜比嘉勇議長 総務委員長。 ◎喜友名朝清総務委員長 お答えいたします。ただ今池原議員からのご質疑の沖縄市と子ども未来ゾーン運営財団との管理委託、そういった内容についての質疑、応答はございませんでした。それと、地方自治法第199条の調査権についても同じように質疑、応答がございませんでした。 ○浜比嘉勇議長 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 会派調整のために、休憩を求めたいと思います。
    浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午前10時20分)  ~~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時00分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 実は先程来、新財団を立ち上げていく上で、当局のご説明では、今のこどもの国の財団がある面では理事会があって、そこで運営をされていると、ですからそこの経営状況については議会には報告しないでいいということで、これまでやらなかった。いわゆる地方自治法で第221条に基づく2分の1以上の出資法人については、やらざるを得ないというふうになっている。そういう旧財団に対してやはり支障があったので透明性を高めるために管理財団にして、全て議会に報告して管理をきちっとするんですよという説明になっているわけです。そうすると私達が調べた法律の中身から見ると地方自治法第221条3項に規定する普通地方公共団体がそのために債務を負担する法人で政令で定めるものとなってくるわけです。当該地方公共団体はそのためにその出資金、基本金、その他それに準ずる2分の1相当の額という債務を負担しているもの、これについてやはり221条や243条の3に全部触れてくるわけです。その点の認識が違っているために、今まではこどもの国では透明性が持たなくなったから新しい財団を立ち上げるんだということで説明してきた、それらの説明の上において総務委員会でも審議をしてきた。しかし、調べた結果は、今の財団であっても実際的な出資金であれば勿論報告義務があるし、更に債務補償やあるいは補助金を出した分については全てその面では議会に報告する義務があったわけです。そうすると今の新しい財団と考え方はなんら変わりないんじゃないかと、法律上ですよ。そうすると今の新しい財団の定義が崩れるんではないかということであるわけです。それについて委員会でこういう問題についてちゃんと審議がされたのかと、先程の話しでは当局が説明したものが違っていたので、新しい財団をどうしても作らざるを得ないという説明なので、これはおかしいということなんですよ。そしたらそれについて委員会ではどのように審議をされているのか、お伺いしたい。それについて当局から休憩中でもご説明できればというふうに思います。 ○浜比嘉勇議長 総務委員長。 ◎喜友名朝清総務委員長 お答えします。池原議員の質疑に対しましては、総務委員会でそういった質疑、応答はございませんでした。 ○浜比嘉勇議長 他に質疑はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時01分)  ~~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時27分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 これより議案第48号について討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第48号 沖縄こども未来ゾーンの設置及び管理に関する条例について採決いたします。本件に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 ご異議なしと認めます。よって議案第48号は委員長の報告のとおり可決されました。 △日程第2 議案第49号 沖縄市こども未来基金条例を議題といたします。総務委員長の報告を求めます。総務委員長。 ◎喜友名朝清総務委員長 議案第49号 沖縄市こども未来基金条例について総務委員会委員長報告をさせていただきます。 平成15年3月6日、第267回沖縄市議会定例会において、総務委員会に平成15年3月20日までに審査を終了するよう期限付で付託になりました議案第49号沖縄市こども未来基金条例について、審査の経過と結果についてご報告いたします。 本委員会は、平成15年3月19日に委員会を招集し、市当局から企画部参事振興開発室長及び関係課長等の出席を求め、説明を聴取すると共に質疑を交わし、慎重に審査をいたしました。 以下、審査における主な質疑内容を申し上げますと、まず、第1条の設置の目的で、「沖縄こども未来ゾーンの事業を推進するため」ということになっているが、基金を設ける目的は何か、また、基金の目標額はいくらか、そして第2条の積立額について、「毎年度一般会計歳入歳出予算に定める額」となっているが、これは毎年一定の金額を積み立てるのかとの質疑に対し、基金の目的としては、施設が老朽化した場合の改修等に充てることと、施設の展示物についても子供達に斬新な展示装置を提供するという観点から、周期的に展示物の入れ替えが必要になった場合に充てるとのことでありました。基金目標額については、約10億円を目標にしているとの答弁で、第2条の毎年度の積立額については、一般会計の予算状況を加味しながら付けていくことになるとの答弁でありました。 更に、運営財団が運営する中で剰余金が出た場合、その中から基金に積み立てられることも考えられるのか、また、寄付金があった場合はこの基金に積み立てていくのかとの質疑に対し、沖縄こども未来ゾーンの施設は市の財産になることから、あくまでも市の方で積み立てていくことになり、寄付金についても市の基金に積み立てて、広く門戸を広げて将来に備えて企業や個人にアピールするとのことでありました。そして、財団が自助努力によって収益を上げ、あるいは、赤字になった場合に備えて、財団自ら積み立てていく制度も必要ではないかという答弁でありました。 以上が、審査における主な質疑内容及び審査の経過であるが、本委員会は慎重に審査をした結果、議案第49号 沖縄市こども未来基金条例については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しましたので、ご報告いたします。 ○浜比嘉勇議長 以上で総務委員長の報告を終ります。ただいまの総務委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 議案第49号 沖縄市こども未来基金条例について、委員長報告について質疑応答していただきたいと思います。 まず、2条の積立額の件についてお伺いをさせていただきたいと思います。毎年度一般会計歳入歳出予算でこれを積み立てていくわけですね、それとまた個人や企業からの寄付も受け入れるという門戸を広く広げるというふうになっているわけですね。そうすると公的機関は沖縄市だけ、後は個人や企業ということの規定だけになっていますね。そうするといわゆる沖縄県や国から特別にこういう形である動物を贈りたいとか、そのための資金を補助したいとか言って出てきても、この条例の中には適用されないわけです。そういう面ではいわゆる国、県の上部団体、あるいは個人という形で入れる必要がなかったのではないか、あるいはそこまで言わないにしても個人や企業等に入れてやはり門戸は広く入れるべきじゃなかったのか、あるいはその他でもいいし、こういう状況をこの中で積立額のところの資金調達の団体に対して、あるいは個人に対して、やはり広く呼び掛けるということが必要ではないかというふうに思うんだけど、そこら辺は委員会としてどう論議をしてこられたのか、お答えをいただきたいと思います。 沖縄市だけのあるいは個人の寄付金だけに止めてしまうのか、公共機関の補助は入れないということなのか、そこら辺について論議があったかをお聞かせ願いたい。 ○浜比嘉勇議長 総務委員長。 ◎喜友名朝清総務委員長 お答えいたします。ただいまの池原議員の質疑に対しましても、この2条における詳しい寄付の相手方についての質疑はございませんでした。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時32分)  ~~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時33分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 委員会では2条についてはあまり論議がなくて、いま休憩中に当局のご説明を受けたんですけれども、門戸の広い資金調達を行うという規定は個人や企業からの寄付も受け入れるということに対する修飾語じゃないのかと、そうすると他の市町村、いわゆるチルドレンズセンターやワンダーミュージアム等に他市町村の児童もそこに参加したいと、そのためには使用料だけじゃなくて、やはり寄付金も含めて、あるい補助金も含めて出したいという時にやはりここのところで規定をしておかないと、「等」ということにするのか、「その他」ということにするのか、あるいは「その他公共団体」というふうにするのかを入れないと、広く門戸を広げて取れるという条件にならないのではないかというような解釈されるんだけれども、そこら辺についてやはり委員会では審議されなかったということですから、再度休憩を求めて当局のご説明を願いたいと。広く門戸を広げてということで、これだけでこの条例を適用できるのかどうか。解釈としてお聞かせ願いたい。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時40分)  ~~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時42分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 議案審議の中で、委員会付託をするときに実際的には本会議では質疑はしないで、付託するからということでいままでは質疑をさせていなかったわけです。一応、文言上議長は質疑はありませんかと言って、それから委員会付託という手続きを取っているわけです。 そうするとこれからは全てそういうものになってくると、やはり本会議で一応質疑をして、それから委員会付託という手続きをとらざるを得ないんだけれども、今後そういう方法でよろしいんでしょうか。私はそういうふうな事になるとやはり次からの議会は徹底してそういうことをして本会議に質疑をしていきたいと思います。その規定上こうなっているわけですから、しかしやはり後日委員会付託するからその辺はいいんじゃないかということで、今まではあるので我々ルールを決めてそうしてきたわけです。それが今発言を止められるとすると、私の質疑に対して答弁が返ってこないとするならば、全て委員長報告だということになるんだったら、やはり本会議に質疑をせざるを得なくなる。 そういうことで確認をして今日はこれで終わりたいと思います。それでよろしいでしょうか。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時44分)  ~~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午前11時45分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 他に質疑はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 これより議案第49号について討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第49号 沖縄市こども未来基金条例について採決いたします。本件に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 ご異議なしと認めます。よって議案第49号は委員長の報告のとおり可決されました。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午前11時46分)  ~~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後 2時00分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 △日程第3 議案第72号 平成15年度沖縄市一般会計予算を議題といたします。予算審査特別委員長の報告を求めます。 予算審査特別委員長。 ◎桑江朝千夫予算審査特別委員長 それではご報告申し上げます。 平成15年3月8日、第267回沖縄市議会定例会において、予算審査特別委員会に平成15年3月25日までに審査を終了するよう期限付で付託になりました議案第72号 平成15年度沖縄市一般会計予算について、審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会は、平成15年3月11日議長によって招集され、正副委員長の互選が行われました。その結果、委員長に桑江朝千夫、副委員長に江洲眞吉委員がそれぞれ指名推選によって互選されました。その後、説明員として市当局の出席を求め、3月11日から3月18日までの間、議案第72号に対する説明を聴取すると共に質疑を交わし、慎重に審査をしてまいりました。 以下、総括質疑における主な質疑内容は次のとおりであります。 歳入1款2項1目固定資産税について、まず、固定資産税の滞納繰越分として調定額14億8,997万1,000円に対し、17.4パーセントの徴収見込みとして 2億5,925万4,000円を計上してあるが、どのような徴収努力をするのかとの質疑がありました。 これに対し、市税の徴収努力については、文書及び電話による納税催告、更には督促状、差し押さえ予告、悪質な滞納者に対しては差し押さえ通告書等を発送し、税の徴収努力を図っていきたいとの答弁がありました。 次に滞納者の生活実態調査等も行っているのかとの再質疑に対し、年金生活者等も含めて滞納処分を前提とした財産調査を行った結果、滞納処分をする財産がないとき、あるいは滞納処分をすることによって、その生活を著しく窮迫させる恐れがあるとき、その所在及び滞納処分をすることができる財産がともに不明であるときは、地方税法第15条の7の規定により、滞納処分の執行を停止してまいりたいとの答弁がありました。 8款1項1目地方交付税について、地方交付税が前年度と比較して12億 8,771万円の減になっているが、その理由と減収にともなう財源措置について質疑がありました。 これに対し、国策として平成13年度地方財政対策の見直しにより、本市においても3年連続大幅な減となっており、その要因として地方交付税の原資である国税の5税の減収にともなうものである。 また、補填措置として従来は国が交付税の特別会計から補填していたが、見直しにより2分の1については地方独自で特例地方債を発行する制度になったため、本市においても19億円を臨時財政対策債で補填していきたいとの答弁がありました。 2款1項11目19節負担金、補助及び交付金について、あしびなー自主事業実行委員会補助金として 3,000万円が計上されているが、その事業内容について質疑がありました。 これに対し、本事業は 4,500万円の総事業費になるわけであるが、その内訳として文化庁補助金が1,500万円、市負担分1,500万円、合計 3,000万円を自主事業実行委員会に補助金として交付し、また、事業内容については、平成14年度事業を参考にして検討し、特に宮本亜門ミュージカルワークショップを始め、ニューミュージックコンサート、あしびなーキッズについては継続していきたいとの答弁がありました。 次に、あしびなーの施設は大変素晴らしい施設であり、今後より多くの市民の方々が利用できる運営のあり方や今後の取り組み等について質疑がありました。 これに対し、自主事業やプロの方々を中心に施設を使用するのではなく、広く市民にも利用の場を提供していくように配慮していきたいとの答弁がありました。 3款1項1目19節負担金、補助及び交付金について、ふれあいまちづくり推進事業補助金の中で、小地域ネットワーク事業として新規及び継続の自治会、終了した自治会それぞれの数と事業内容について質疑がありました。 これに対し、新規が3自治会、継続4自治会、終了した自治会が21自治会である。事業内容については各自治会によって諸々の事業があるが、例えば毎月自治会を始め、地域の民生委員、老人クラブ、施設関係者等で定例会を持つとともにその外に食事交流会、児童との交流会、福祉の勉強会ということで各自治会が地域をどういう形で盛り上げていくか、自主的に様々な活動を展開しているとの答弁がありました。 次に、新規と継続中の自治会、更にはモデル指定を終了している自治会について補助金はどうなっているのかとの再質疑に対し、新規、継続の7自治会については、年間それぞれ10万円補助し、終了した自治会については独自の予算で活動しているのが実態であるとの答弁がありました。 更に、今後終了した自治会に対して福祉の充実、地域活性化を図るために助成する計画はないのかという質疑に対し、一定程度の活動ができるような形での支援は行政として考えていくべきであり、今後検討していきたいとの答弁がありました。 4款1項1目20節扶助費について、乳幼児医療費助成事業として、1億4,400万円計上され、対象者が3歳児未満ということであるが、今後の動向についての質疑がありました。 これに対し、現在県と市がそれぞれ2分の1の負担割合で3歳未満児までは入院、通院の無料化医療費助成を行っているところであるが、年齢枠の拡大について県は、平成15年10月1日を期して拡大する方針であり、本市としても県が示した5歳未満児入院のみの引き上げを目途に事務を進めているとの答弁がありました。 次に、県は市町村の状況を見て段階的に6歳まで助成を検討しているとの事であり、那覇市においても既に入院5歳まで引き上げられており、本市においても年齢の引き上げについて、市長はどのように考えているのかとの再質疑に対し、基本的な考えとしては入院、通院を含めて4歳児未満までは当然無料化に向け努力すべきであり、そういう方向で再度担当部の方にも指示をし、再検討をしていきたいとの答弁がありました。 4款1項3目13節委託料について、悪臭事前対策調査の根拠法と調査の目的について質疑がありました。 これに対し、事業所あるいは工場等から事業活動に伴って発生する悪臭等を規制する事により、生活環境の保全、国民の健康の保護に資することを目的としているが、これは悪臭防止法に基づき、地域の概要とか背景、各施設の詳細な現時点の悪臭問題の実態を調査し、公害対策審議会に諮り、答申を受けて県に対し規制地域を設定要請が可能となり、指定することで市としても指導、勧告等が可能になってくるとの答弁がありました。 次に、地域が指定され、悪臭が発生している施設に対して指導、勧告はどのような方法で行うのかとの再質疑に対し、県条例、あるいは悪臭防止法に基づいて勧告を行い、従わない場合は改善措置の命令を行うと共に資金の斡旋、技術助言等も含めて十分時間をかけて関係団体や関係部とも調整しながら進めていきたいとの答弁がありました。 5款1項1目1節報酬について、沖縄市ファミリー・サポート・センター嘱託として418万6,000円計上されているが、事業内容と市民への周知はどういう形で行っているかとの質疑がありました。 これに対し、本事業は市内において子育ての応援をしたい人「まかせて会員」子育ての手助けを望む人「おねがい会員」という人たちがセンターに会員登録を行い、会員同士が一時的に子供の世話を有料で援助活動を行う会員組織であり、また、家庭が安心して生活できる社会を築くとともに児童福祉の向上及び労働福祉の増進に資するのが目的であり、市民への周知については広報、チラシ、ポスター等で宣伝活動を行っているとの答弁がありました。 更に、嘱託職員については一般公募されたかとの質疑に対し、本事業は2月1日に立ち上げられ、現在2名の嘱託職員として採用され、平成15年度も2名については継続して雇用し、残り1名の嘱託職員については、アドバイザーとして育児に関する専門的知識と豊かな経験を有した方が望ましく、ご指摘の件についても十分検討していきたいとの答弁がありました。 6款1項5目13節委託料について、委託料の中に田園環境整備マスタープラン作成が計上されているが、その作成内容について質疑がありました。 これに対し、平成11年度に食料、農業、農村基本法が制定され、その中で土地改良を始め、農業の基盤整備事業を行う場合は、田園環境整備マスタープランを作成し、事業を実施していくことになるが、作成内容については現況調査、現状の課題、環境配慮の基本的な考え方、事業実施に伴う環境への対応策の決定、事業整備の基本方針、全体整備構想等も作成し、事業内容については今後調整していきたいとの答弁がありました。 7款1項2目17節公有財産購入費について、嘉手納飛行場周辺公共空地(公共駐車場)設置助成として、2億9,888万円計上され、説明によると1,741.92㎡の購入予定であるが、取得単価を参考にした場合、約1億5,000万円にしかならないと思うが、その積算方法と補助金の返還について質疑がありました。これに対し、本来なら平成14年度に不動産鑑定及び防衛施設局で確定した金額で計上すべきであるが、単価が決定したのが今年の2月であり、予算提出の締切りが1月という関係上、予算修正が間に合わず、平成11年度の都市計画道路、センター中央線の単価で計上したとのことである。更に、本事業については、3カ年の継続事業であり、今後確定に伴って物件補償等も含め、総枠で検討していきたいとの答弁がありました。 7款1項2目19節負担金、補助及び交付金について、空き店舗対策補助金について、平成14年度の実績、補助額、期間の見直しを含め、今後の計画等について質疑がありました。 これに対し、平成15年3月1日現在34件で、平成8年度から平成14年度までの累計件数が175件、平均補助額が4万円、定着率が66.28パーセントとなっている。 空き店舗対策事業は、これまで月額10万円を限度として補助金を交付しているが、家賃の期間延長や上限額を増額するとなると逆にそのギャップが激しく難しい問題であり、今後の研究課題としたいとの答弁がありました。 また、空き店舗事業計画として今年度から特別雇用対策事業の一環として地域商店街を巡回し、地域商店街のイベント等を考えていただくためのアドバイザーとして、嘱託職員を配置し、本市の活性化を図っていきたいとの答弁がありました。 8款6項2目13節委託料について、平成15年度新規事業として、住宅マスタープラン策定の目的と業務内容について質疑がありました。 これに対し、国の第8期住宅建設5カ年計画が定められ、住宅マスタープランの策定が謳われており、これに基づき県や市町村も地域特性に応じて密集市街地等、諸々の住宅関連整備にあたり、事業の推進を図るのが目的である。また、策定内容については、密集市街地の整備促進、市営住宅の整備方針、民間住宅の高齢化対応住宅の促進、あるいは雨水、エネルギー対策等を利用した環境共生型の住宅普及促進を図っていくとの答弁でありました。 次に、策定後の事業はどのように展開されていくのかとの再質疑に対し、例えばコザ十字路近辺については、既に県の住宅マスタープランの中で緊急改善地域として謳われており、それを受け市としても事業化に向け調査し、方針を示すとともに関係部課と十分連携を図りながら、事業化に向け取り組んでいきたいとの答弁がありました。 10款5項1目19節負担金、補助及び交付金について、沖縄市青年団協議会補助金に関連して、次の点について質疑がありました。 まず、平成15年度の補助金が 5万円(10パーセント)が削減されているが、その理由についての質疑に対し、全庁的な補助金の削減であり、ご理解願いたいとの答弁がありました。 次に、平成15年度の青年を対象にした事業計画はどうなっているかとの質疑に対し、人材育成を図る意味から青年宿泊研修、中頭地区の青年、婦人の国内、国外研修、更にはパソコン学習等の事業を行っているとの答弁がありました。 次に、市内各自治会の青年会の育成、助成ができないかとの質疑に対し、現在のところ青年団協議会に一括して育成補助を行っている状況であり、ご理解願いたいとの答弁がありました。 次に、市内青年会に対する活動の評価はどのように考えているか、また、活動するに当たりその拠点となる事務所を充実させる考えはないかとの質疑に対し、行政に関わる強力体制、各種事業についても積極的に参加している状況にあり、高く評価するとともに拠点となる事務所については、一応中央公民館に設置しているが、時間の制約等で現在使用してないような状況であり、今後空き教室等の利用ができないか、検討していきたいとの答弁がありました。 12款1項公債費について、平成15年度の経常収支比率と公債費比率について、臨時財政対策債を加えた額と除いた場合の額は何パーセントになるのかとの質疑がありました。これに対し、平成15年度経常収支比率が臨時財政対策債を含めると90.6パーセント、公債費比率が15.4パーセント、含めない場合が99.1パーセント、公債費比率については17.0パーセントということになるが、当初予算は健全な財政運営の面から歳入欠陥が生じないように、大変厳しく査定して予算を計上してある。逆に歳出面においては不用額が出てくるわけであり、その辺はあくまでも見込みということでご理解願いたいとの答弁がありました。 次に、経常収支比率について当局はどのように考えているのかとの再質疑に対し、当初予算はあくまでも見込みであるが、今後の健全な財政運営をしていくためには、各事業の費用対効果を検証しながら見極めていく必要があり、バランスシートを導入し、企業の視点からコスト意識を持って臨み、健全な財政の構築に向けて全庁的に努力を傾注して参りたいとの答弁がありました。 19節補助金について、平成15年度予算において、ほとんどの補助団体に対し、10パーセントの補助金が削減されているが、その根拠、削減総額、歳出に占める割合はいくらになるのか、また、関係団体とのヒヤリング等も行っての削減であるのかとの質疑がありました。 これに対し、補助金の削減については、交付税に象徴されるように歳入の落ち込みが非常に厳しいものがあり、これを背景にし、行政改革大綱に基づく実施事項の中で補助金については十分見直しを図る必要があるということで、予算編成方針にも明記されており、そのような観点から地方財政を取り巻く財政の厳しさを各団体においても認識すると共に自助努力をしていただき、各団体にも今一度見つめ直していただきたいとのことで削減の意味合いが含まれているとの答弁がありました。 また、今回69団体の補助金の削減総額は、1,481万7,000円で予算に占める割合は0.04パーセントで非常に少ないが、意識としては大変大きなものがあるとの答弁がありました。 次に、今後各種団体の指導者の人材育成計画、整理統合等の方向性についてどのような考えかとの質疑に対し、厳しい財政状況の中で各種団体、行政も共通認識の下で組織を運営していくという示唆を与え、将来は団体整理統合、あるいは効率ある組織の運営のあり方等について指導助言をしていく必要があるとの答弁がありました。 以上が本委員会における主な質疑内容であるが、次に討論に入りましたが、討論はなく、議案第72号 平成15年度沖縄市一般会計予算について、採決の結果、原案を可決すべきものと決定いたしましたので、ご報告いたします。 ○浜比嘉勇議長 以上で予算審査特別委員長の報告を終ります。ただいまの予算審査特別委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 議案第72号 平成15年度沖縄市一般会計予算審査特別委員長のご報告について質疑をさせていただきたいと思います。 野の会からも3名出ていただいて慎重に審議をしていただきました。今、委員長報告がありましたように、それに漏れた部分について休憩中など含めて質疑等審査があったかどうかお聞かせを願いたいと思います。 まず、4ページの1款1項1目1節、市税のところで、個人税の所得割りで、市民生活実態調査の中で生活保護に近いボーダーライン等の所得額はいくらであるのか、税はいくらなのか。低所得者の世帯数とその割合はどのようになっているのか。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午後2時27分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後2時28分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 今のようなものについては、休憩中でもあるいは開会中でもいいんですけれども、そのような質疑等が交わされていたかどうか。また、私がこれからどんどん述べていきますけれども、その点についていわゆる委員長報告の中でなかったので、この辺について実際的には委員会の休憩中の質疑等を含めてどのような形で審査をされてきたのか、この辺についてお伺いさせていただきたいということであります。 それでまず、4ページの予算の説明資料の中の4ページの1款1項1目について先程述べたとおり、その中でもう一つ、今度は、所得割の最高限度額は大体何百万円までを限度額として認めて、それ以上の税については最高限度額税で押さえていると、限度額についてはいくらぐらいなのか。お聞かせを願いたい。これについてはこの最高限度額の方々の課税客体は何世帯ぐらいあったのか。そういったものもあったかどうか、お聞かせを願いたい。 それから、同じ市民税の中で徴収見込み率で市民の中には基地外の市民と基地内の市民がおられるわけですけれども、この中で大体どういう割合でこれが収入見込み率になっているのか。いわゆる沖縄市民の中で基地以外の市民の方々については収入見込み率として提案されているのが、95.8パーセントということになっているわけです。これが基地内の市民については収入見込み率、いくらを予定しているのかお聞かせを願いたい。これについて課税客体が実際的には市民はたくさんいらっしゃると思うけれども、その中で本当に納税できる方、あいるはできない方もいらっしゃると思うので、課税客体としていくら把握されているのか。 これについては均等割りについては当然、みんな納めていかなければならない、所得については、所得割りですから、そういう面では所得のない方々は客体からではあっても収入見込み率としては出てこないわけですから、その辺での収入見込み率は必要ですね。 ですからこれについて、いくらぐらいになるのか、お聞かせを願いたいというふうに思います。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午後2時29分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後2時30分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 17ページ、8款1項1目地方交付税、減額予算になっています。これについてまず1点目は、財政対策委員会でおそらくこの面では開かれていると思うんです。それに対して本市の対策はどのように取り組まれてきたのか。まずこれをお聞かせ願いたい。 それから、これに関連して50ページ、19款1項12目1節の臨時財政対策債、これについて財政対策委員会ではこの臨時財政対策債そのものはこれまで期限付きだったんですけれども、今回、これが改正されて償還期限を延長できるようになっているわけです。申請によって、これについてはそういった沖縄市の対処策としてどういった措置をとったのか、いわゆる償還期限の延長をとったのかどうか。そこら辺について、延長することによって年間の返還額がどれだけ削減をできたのか。お聞かせを願いたいというふうに思います。 それから21ページ、11款1項6目1節ゆらてぃく広場使用料について、費目存置として 1,000円だけ組まれておりますけれども、前回14年度、13年度事業ということでやっていたけれども、実際的には14年度末にやられていて、ほぼ何もできなかった。今回、こういうかたちで15年度からは新たに使用料が出てくると思うんですけれども、費目存知しか計上されてない、そうするとこのゆらてぃく広場の運用計画等を含めて、イベント計画等ですね、商工事業としてどのような形で事業運営をされていこうとしているのか、それを予算にどのように反映させていくのか、そこら辺が一行に見えてこないけれども、ここら辺についてもどのように御審議をされたかお聞かせ願いたいというふうに思います。 費用対効果について、どういった形での予算対策をとるべきだったのかお聞かせ願いたいというふうに思います。 21ページ、11款1項1目1節の銀行出張所使用料、これについては議会でも出張所の使用料の減額が出ていましたけれども、対前年度比としていくらの減額になるのか、これについてはどうなっているのか、お聞かせを願いたいと思います。 それから22ページ、11款1項7目3節、市営住宅使用料の滞納繰越金の分ですけれども、対前年比として徴収見込額はいくらになっているのか、これについては委員長報告がありました。滞納の徴収努力をしていきたいということと、それから見込みが違うならば調査した結果、やはり問題であればこれも滞納処分の法に照らして徴収のあり方を見直していきたいというふうな委員長報告にもありましたけれども、この辺については今回、実際的にはどれだけの努力が見込めるのか、対前年度比としてどれだけの徴収努力をしようと言っているのか、数字として見えないものですから、そこら辺についてを対前年度比としてお答え願いたいと思います。 それから、23ページ、11款2項2目1節、一般廃棄物処理手数料の中で 1億 8,000万円余りのゴミ袋の手数料が入っておりますけれども、対前年度比でいくらの増が見込めたのか、前回1億3,000万円だったんじゃないかと思うけれども、今回、年度が変わるとこれだけの差が本当に手数料として見込めるのか、そこら辺についてお伺いしたいと。 それからこの手数料については目的が実際的には減量化対策、あるいは資源ゴミの対策費等に使っていくということでしたけれども、これはゴミ処理用にも使われているというご説明などがありました。この辺について比率はどのようになっているのか。資源ゴミ対策費、あるいはゴミ減量化対策費のものとゴミ処理費用との間に、この手数料の使い分けがどのような比率で使われているのか。お聞かせを願いたい。 26ページ、12款2項2目2節の児童福祉費国庫補助金について、この辺についても延長保育の促進事業費、国は4分3組んでありますけれども、沖縄市の方ではこの予算が見えないんです。以下、児童福祉費の補助金として7点ほど申し上げますけども、これがほとんど国の補助金があるにも関わらず、沖縄市では取り組まれてないんだけれども、この辺については別の方で入っているのかどうかお聞かせ願いたい。この辺についても審議があったかどうかお聞かせ願いたいと思います。 まず、延長保育促進事業費4分の3、児童環境づくり基盤整備事業費3分の1、これ皆国の支出金です。それから地域組織活動育成費3分の1、放課後児童健全育成事業3分の1、児童居宅介護支援事業2分の1、児童短期入所支援事業費2分の1、児童デイサービス支援事業費2分の1、保育園認可化促進事業補助金3分の1、これはすでに、国の方が制度として取り組まれていて、補助金対応になっていますけど、本市の予算の中には私の調べた結果、見えないんですけども、これはどこの方で見えてくるのか、あるいはどういう形でこの事業を取り組まれているのか、お聞かせ願いたい。そこら辺についても審議をされたかどうかをお聞かせ下さい。 それから、32ページ、13款2項2目2節県補助金、こども未来ゾーン運営費補助事業費の中で、8,400万円について今回、平成15年度の予算が付いたと、これについては私達議会も当然これについての要請決議をしてきたわけですけれども、行動もしてきましたけれども、将来にわたる補助金支出の担保、これについてはちゃんと協定書なり県と市の方が何らかの形の文書確約をしてきたのかどうか、そこら辺についてお聞かせを願いたい。 それから、これまでの県の補助金の中では動物園に対する補助金が 3,500万円程入ってきたわけですけれども、今回 8,400万円と上積みされてきてますけれども、それはこども未来ゾーンに関する部分で、おそらく加味されてきただろうというふうに思います。その中でチルドレンズセンター、ワンダーミュージアム等の補助内容について、どのような形で予算が付けられてきたのか、積算があるのかどうか、一括計上ということで 8,400万円ということに運営補助金が県から出されてきたのかどうか、それぞれ項目を分けて行われてきたのかどうか、審議内容についてお聞かせ下さい。 それから35ページ、14款1項1目1節酪農団地組合の農林水産補助金、使用料の中ですけれども、酪農団地組合の使用料について、畜産環境保全対策事業の分について、これまで共同使用という形で新たな土地の使用が出されていると思います。これについて2年継続事業ということで前回の議会ではいわゆるまだ事業継続中なので、賃貸料、財産の使用料は供用開始がなった時点から事業完了後から歳入に見込むんだという答弁をしてきたわけですよね、そうすると13年度事業で完成したものが14年度からいわゆる供用開始されているわけです。ですから当然契約が結ばれて15年度予算に反映されてくると思うんだけれども、それがあまり見えないんですけれども、これについてどうなっているのか、2年度継続事業については今回、14年度完成して15年度の3月31日までに完成をして、この予算も2年度事業にかかる土地についても共同使用の形で出てくると思うんだけれども、これが使用料の中に入ってくるのか、雑入の中に入ってくるのか見えて来ないものですから、これについてお聞かせ下さい。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午後2時44分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後2時45分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 47ページ、18款5項1目6節農林水産業費雑入の中に酪農団地の共同使用料の予算化がされてないけれども、これについてはいわゆる雑入になってないということは軍用地が返還されて、土地使用料の中に組み込まれているのかお聞かせを下さい。 それから、肉用牛団地についてもこれまではいわゆる雑入の方の18款の方にこれまで使用料として入ってきたはずなんですよ。ところが、今回の予算の中には財産収入の中に肉用牛団地の使用料が組み込まれている。そうすると共同使用じゃなくて、いわゆる軍用地が返還されたということになる予算措置だろうと思うんですけれども、この辺についてはどのような形で審議がなされてきたかどうかお聞かせ下さい。 それは予算費目の差し替えになっているわけですよね。予算の提案の仕方がおかしいんじゃないかと本員は思っているわけです。 もし返還されて財産収入としての土地使用料の中に入っているとするならば肉用牛団地や酪農団地の環境対策事業費の施設用地について、返還された土地であるならば、この使用料については当然、他の団地並に今度は使用料の標準化していく必要があるんじゃないかというふうに思うんだけれども、そこら辺についても予算書を見ていたら従前として変わらない予算が提案されているわけです。そういう面での疑義が生じてくるわけですけれども、そこら辺について委員会としてどのように審議をなされたかをお聞かせ下さい。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午後2時46分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後2時50分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 歳出の面で61ページについても2点だけお聞かせ願いたいと思います。2款1項5目19節の中でこちらの負担金について入っているわけです。これについてはかつてから指摘したようにいわゆる政治献金が含まれているわけです。毎年同じ負担金がずっと納められている。これについては当然負担金として出すべきじゃないというのが公的機関の財政運営のあり方なんです。そうするとこれも減額しなければならないけれども、この辺についてはされてない。今回も堂々と提案されている。そういう面でいわゆる地方自治法の199条の監査権及び221条の調査権を含めてこの辺についてどのような形で地方自治法第243条の3の部分で財政状況等についての議会報告もないわけですけれども、この辺についてどのように考えておられたのかどうか。この辺についての委員会でどういった形で審議をさせてきたのか。これについては、一般質問や予算、決算でもずっとやってきたはずなんです。同じように是正がされてないということはやはり委員会でこの問題についてもどう審議されているのかお聞かせ願いたいというふうに思います。 それから126ページ、7款1項2目17節の公共駐車場の件でも鑑定評価については先程委員長報告の中にもありました。これについてもできるならば公共駐車場の 不動産鑑定評価等を出していただいたのかどうか。資料があったらみんなにお配りしていただきたいと思うし、もし出なかったとするならば予算化なりでおそらくランク付けがあると思うんです。地目によって単価が違うはずなんです。宅地、墓地、あるいは畑地、含めて地目によってそれぞれ単価は違うはずなんですけれども、委員長報告の中では一括計上されて単価が出されていったと、これについては13年度の別の方の単価で計算してきたので合わないと、今後見直していくというふうな委員長報告があったけれども、これについても具体的な数字として、もしあったならばお聞かせ願いたい。以上です。 ○浜比嘉勇議長 予算審査特別委員長。 ◎桑江朝千夫予算審査特別委員長 予算委員会においては委員外議員の出席を認めました。そして希望があれば委員外議員の質疑も許す機会もあったわけであります。その席で沢山の項目にわたって池原議員が質疑をあの時にやらなかったことが残念でたまりません。 しかしながら質疑においては休憩中に沢山の質疑を行いました。5日間、総括入れいて6日間、10名の委員が慎重なる審議を休憩中に行って、その中で特にやるべきことということで総括に上げたのが委員長報告であります。 そしておもしろいことに市税の件も質疑はありました。ところが今、池原議員がおっしゃった内容の質疑は、例えば生活保護者のボーダーラインの方々の者、そして所得割りの最高限度額とか、あるいはゆらてぃく広場の件、今聞かれた細かいものについては質疑はなかったです。 126ページの公共駐車場についての鑑定評価の資料の要求も委員会ではなかったということを報告をしておきます。 ○浜比嘉勇議長 他に質疑ありませんか。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 今、委員長報告の中で、それと回答の中で私たちもよくその事は、知っているわけです。その中でいわゆる委員長報告というのは、総括質疑で開会中の相当の質疑の中からも更に厳選してこれこれについてといってやるわけです。ですから当時の審議の中で私が質疑した物についていろいろと出てきたんじゃないかということで質疑しているわけです。 ですから、それについてなかったならなかったでいいわけですけれども、私が不当にいろんな形で発言しているのとは違うんです。そこら辺ご理解いただきたいと思うと同時に、今、実は委員長の方から報告がありましたように、なかったわけですけども、これは当局の方としてはいわゆる私が指摘することについては、どのように見るか、私達の肉用牛生産組合の財産の使用料については共同使用という形でこれまで雑入の中に入ってきたわけです。これが今回の予算措置からすると財産収入の中に使用料が入っているわです。そうすると予算の提案の仕方がおかしいわけです。これの是正の仕方について、いわゆる軍用地が返還されているならば財産収入の中の使用料の中で入ってくるわけです。返還されてなかったら雑入の方の共同使用の中で使用料として出てくるはずなんです。その違いはどう釈明されるのかが問題なんです。これは予算を審議する以前の問題だろうと思うんです。提案の問題。 それから酪農団地の環境事業の問題で敷地用地の問題についても共同使用用地なんです。ですからこれについては雑入の方で入ってくるべきだけれども、これの予算措置がされてない。予算の提案は、市長にあるわけです。市長にありながら実際的にはこれが使用料もおかしいところで組まれていて提案されている。これでは予算審議の仕方がないんじゃないですか。こういうふうに思うので委員長としてこの辺については実際的にはどう措置されてきているのか、委員会としてもこの辺について審議してきたのかどうかお聞かせを願いたい。これはなかったということだから改めてこの辺については当局の説明を本当は求めるべきだろうと思うので、委員長として是非そこら辺を休憩中でも構わないですから、当局のお話を聞かせ下さい。 ○浜比嘉勇議長 予算審査特別委員長。 ◎桑江朝千夫予算審査特別委員長 10名の予算委員のメンバーの名誉のために言いますけれども、1回目に質疑をした沢山の項目、市営住宅等の使用料とか、一般廃棄物手数料の伸び率、その項目は休憩中に質疑をされたんです。 しかし議員が言うような伸び率は、あるいは対策費の使い方とか、あるいはこども未来ゾーンにもありましたが、それを項目に分けてというような質疑はなかったと言うことです。沢山の時間をかけて休憩中に審議はいたしました。そして残念ならが今特におっしゃっている土地連のものとか、肉用牛の共同使用の部分に関しては、これはなかったということを報告しておきます。なかったものにどうするかと言われましても、この本会議場は議長が進行すべきものでありますので、私からは何とも申し上げられません。 ○浜比嘉勇議長 他に質疑ありませんか。 休憩いたします。  休 憩 (午後3時00分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後3時23分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 他に質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 休憩いたします。  休 憩 (午後3時24分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後3時25分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 これより議案第72号について討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第72号 平成15年度沖縄市一般会計予算について採決をいたします。本件に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 よって議案第72号は委員長の報告のとおり可決されました。 休憩いたします。  休 憩 (午後3時27分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後3時28分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 △日程第4 議案第73号 平成15年度沖縄市国民健康保険事業特別会計予算を議題といたします。文教民生委員長の報告を求めます。文教民生委員長。 ◎与那嶺克枝文教民生委員長 ご報告申し上げます。 平成15年3月7日、第267回沖縄市議会定例会において、文教民生委員会に平成15年3月20日までに審査を終了するよう期限付で付託になりました議案第73号 平成15年度沖縄市国民健康保険事業特別会計予算について、審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。 本委員会は議案第73号について、平成15年3月19日に委員会を開き、市当局から福祉部長、福祉部次長、関係課長等の出席を求め慎重に審査いたしました。以下、議案第73号に対する説明を聴取した後、質疑を交わしました。 その主な質疑内容につきましては、4款2項1目1節、普通調整交付金18億 589万 3,000円計上されているが、医療給付費分現年分の収納率が91パーセント以上達成できないと国からのペナルティーで普通調整交付金から 5パーセントカットされるということですが、何故90パーセントの収納率しか見込めないのか、また、保険料徴収嘱託員が11名ということですが、徴収嘱託員の人数を増やして収納率を91パーセントに持っていくことはできないのかとの質疑に対し、収納率を91パーセントに持っていった場合には、保険料が安く積算されるので、達成されなかった場合には国民健康保険事業が最後に苦しい状況に陥ることが生じてきますので、現実的な対処をしているとの答弁であります。 また、保険料徴収嘱託員の人数を増やすことにつきましては、人数を増やすのではなく、新年度からは保険料徴収嘱託員の業務内容を固定給から能率給に変更いたします。浦添市と石川市は保険料徴収員の変更によって収納率が 2パーセント上がったという実績もありますので、浦添市、石川市の業務内容を調査いたしまして、本市の収納率もアップできるものと考えているとの答弁がありました。以上が本委員会における主な審査経過であるが、議案第73号 平成15年度沖縄市国民健康保険事業特別会計予算について、慎重に審査しました結果、全会一致で可決すべきものと決定したので、ご報告いたします。 ○浜比嘉勇議長 以上で文教民生委員長の報告を終ります。ただいまの文教民生委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。 池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 議案第73号 平成15年度沖縄市国民健康保険事業特別会計予算について委員長報告の中にも実際的にはなかったんですね。それで休憩中なりあるいは総括質疑と言う形では委員会のようにはないので、一括質疑ですので、当然その中でまとめられて委員長報告という形で出てきたと思います。その面では少々割愛された部分もあるかと思うので、その辺について正していきたいというふうに思います。 まず、3ページ、説明資料の歳入の1款1項1目一般被保険者国民健康保険料の部分について前年度比比較で4,988万5,000円が減額だというふうになっているわけです。これについては実際的には前年度分の徴収額で保険料額が軽減をされて予算改善面での削減という形になるのか、それともどこの方でこの辺が減の原因になっているのか、そこら辺について審査の中身があったらお聞かせ願いたいというふうに思います。これについては1節、2節、3節、4節それぞれ前年度分の伸びがありますよね、この辺についてどこが減額なされているのか、あるいは中身についてもし保険料軽減につながって今回歳入減だということになってくるのか。これについてお聞かせ願いたいと思います。 それから、国民健康保険の中で、この保険料の項目の中で保険料が納めたくても納めきれないという方々が市内には沢山いらっしゃると、そのために 700名近くの方々が短期証発行されている方々がいらっしゃるわけですけれども、この方々に対してやはり現物給付なりの施策を展開できなかったかどうか、それに対してそういう意見を求めたかどうか。そういうのも含めて国保事業の今求められている現物給付について、予算の組み方についてどのような形で審議をされてきたのか、この辺についても公表していただきたいと思います。以上です。 ○浜比嘉勇議長 文教民生委員長。 ◎与那嶺克枝文教民生委員長 ただいま池原議員から質疑がありましたけれども、休憩中にただいまの質疑はありました。また、議員の会派から二人参加しておりますので、大変申し訳ないんですけれども、委員の皆さまから報告をいただいて下さい。よろしくお願いします。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午後3時30分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後3時33分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 文教民生委員長。 ◎与那嶺克枝文教民生委員長 たいへん失礼しました。休憩中にはありませんでした。こういった質疑はございませんでしたので、よろしくお願いします。 ○浜比嘉勇議長 他には質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 これより議案第73号について討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第73号 平成15年度沖縄市国民健康保険事業特別会予算について採決いたします。本件に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 ご異議なしと認めます。よって議案第73号は委員長の報告のとおり可決されました。 △日程第5 議案第74号 平成15年度沖縄市老人保健事業特別会計予算を議題といたします。文教民生委員長の報告を求めます。文教民生委員長。 ◎与那嶺克枝文教民生委員長 ご報告申し上げます。 平成15年3月7日、第267回沖縄市議会定例会において、文教民生委員会に平成15年3月20日までに審査を終了するよう期限付で付託になりました議案第74号 平成15年度沖縄市老人保健事業特別会計予算について、審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。 本委員会は、平成15年3月19日に委員会を開き、市当局から福祉部長、福祉部次長、関係課長等の出席を求め慎重に審査いたしました。以上が本委員会における審査経過であるが、議案第74号については、慎重に審査をした結果、質疑、討論もなく全会一致で可決すべきものと決定したので、ご報告いたします。 ○浜比嘉勇議長 以上で文教民生委員長の報告を終ります。ただいまの文教民生委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 これより議案第74について討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第74号 平成15年度沖縄市老人保健事業特別会計予算について採決いたします。本件に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 ご異議なしと認めます。よって議案第74号は委員長の報告のとおり可決されました。休憩いたします。  休 憩 (午後3時39分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後3時41分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 △日程第6 議案及び議案説明書の一部訂正についてを議題といたします。本件について提出者の説明を求めます。福祉部長。 ◎山下泉福祉部長 説明の前にこの度議案の訂正をお願いすることについて心よりお詫びを申し上げます。 お手元の説明資料、議案及び提案説明書の一部訂正についてご説明を申し上げます。 ここにありますように、先に提出しました議案第75号「平成15年度沖縄市介護保険事業特別会計予算」の予算書及び予算に関する説明書を一部訂正する必要がありますので、下記のとおり訂正して下さいますようお願い致します。ということでございまして、資料の一番後ろの方から2枚目をお開き願います。 別紙3の2、歳入の訂正というところです。今回訂正をお願いいたしますのは、2款使用料及び手数料1項手数料の2目督促手数料の件でございまして、本年度の欄に617万4,000円とございますが、これを訂正後、下の欄にございますように77万 1,000円にご訂正をお願いしたいということでございます。 これに伴いまして、積み上げ数値等が全て変わってまいりまして、総額まで変わりますので後の資料につきましては、その積み上げ数値等の訂正でございます。この件につきましては、督促手数料100円×7,718件とするものを100円×7,718件×8期と、 7,718円が8期の数字がありますけど、 7,718円に更に8期を掛けて2度掛けてしまったということで、これの数字になってございます。以上、訂正をお願い申し上げます。なお、今後このようなことが起こらないようチェック体制をしっかり整備していきたいと考えておりますので、ひとつよろしくお願い申し上げます。 ○浜比嘉勇議長 以上で提出者の説明を終わります。助役。 ◎高良武助役 日程第7 議案第75号の委員長報告に入る前にただいま所管部長の方から議案及び議案説明書の一部訂正についてお願いがございました。それを受けて私の方からお詫びを申し上げたいというふうに思っております。 部長の方からもありましたとおり、文教民生委員会における平成15年度 沖縄市介護保険事業特別会計予算の中で計数上、積算ミスがありまして、委員会の進行、更に議会に多大なご迷惑をおかけいたしまして、今後このようなことがないように私ども十分職員の方にそういう指導をしていく中で気を引き締めて対処していくというふうな姿勢の確立に頑張ってまいりますので、ひとつお詫びを申し上げてお許しをいただきたいというふうに思います。 よって、市長の施政方針の20ページの最後、その中に一般会計、特別会計、企業会計というふうなトータルな数字がございます。その中で特に特別会計において 279億 8,160万円という数字になっておりますけど、この方もご訂正をお願いしたいと 279億 7,620万円、そういう数字になりまして、その差額が 540万円の差が出ますので、この方も一つ279億7,620万円に訂正をお願い申し上げてお詫びを申し上げたいというふうに思っております。よろしくお願いします。 ○浜比嘉勇議長 暫時会議時間の延長をいたします。お諮りいたします。ただいま議題となっております議案及び議案説明書の一部訂正については、これを承認することにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 ご異議なしと認めます。よって議案及び議案説明書の一部訂正については、これを承認することに決定をいたしました。休憩いたします。  休 憩 (午後3時49分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後3時54分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 △日程第7 議案第75号 平成15年度沖縄市介護保険事業特別会計予算を議題といたします。文教民生委員長の報告を求めます。文教民生委員長。 ◎与那嶺克枝文教民生委員長 委員長報告の前にただいま議長から、また議会事務局長からそういった手続き等について説明がありましたが、私達文教民生委員会としてもこの件は大変に遺憾であるということで、また期限も付いておりましたので、そういった手続きを経て委員会の審議に入りましたのでご了承ください。ではご報告を申し上げます。 平成15年3月7日、第267回沖縄市議会定例会において、文教民生委員会に平成15年3月20日までに審査を終了するよう期限付きで付託になりました議案第75号 平成15年度沖縄市介護保険事業特別会計予算について、審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 本委員会は、平成15年3月19日、20日に委員会を開き、市当局から福祉部長、福祉部次長、関係課長等の出席を求め慎重に審査いたしました。 以下、審査の経過について申し上げます。 議案第75号に対する説明を聴取した後、質疑を交わしました。その主な質疑内容につきましては、歳入の1款1項1目、第1号被保険者保険料について、前年度と比較して 3億円余りの増となっているが、その理由は何かとの質疑に対し、第1号被保険者保険料は3カ年に一度保険料の改定があり、平成15年度から17年度の保険料の見込みを算定しているとの答弁でありました。 また、歳出の2款1項1目、居宅介護サービス給付費が 6億9,226万8,000円と大幅な増となっており、逆に2款1項3目の施設介護サービス給付費が4億1,505万円減になつた理由は何故かとの質疑に対し、介護保険施設、特別養護老人ホーム、老健施設等に約 700名が入所しているが、施設の枠がいっぱいで入所できないという状況であり、どうしてもサービスを受けたいという方は施設介護サービスから居宅介護サービスへ移行してもらうということで、居宅介護サービスが今後増えるということを見込んでの増である。また、施設介護サービス給付費については、介護保険施設が増えないということもあり、14年度が横這いの状況であったため、今年度は減にしたという答弁がありました。以上が本委員会における主な審査経過であるが、議案第75号 平成15年度沖縄市介護保険事業特別会計予算について、慎重に審査しました結果、全会一致で可決すべきものと決定したので、ご報告いたします。 ○浜比嘉勇議長 以上で文教民生委員長の報告を終ります。ただいまの文教民生委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 議案第75号 平成15年度沖縄市介護保険事業特別会計予算について、文教民生委員会委員長報告について質疑をさせていただきたいと思います。 今の委員長報告の中で1款1項1目の保険料、第1号被保険者保険料の部分について、先の議会で条例の一部改正案が出されておりました。これに基づいて平成15年度から17年度の3年間の保険料がここで枠組みをされるということがご報告をされています。今回そういう範囲内で質疑をされたということでありますけれども、実際的にはこの部分で保険料軽減について、やはり厚生労働省の方からは介護の三原則として指導監督が出ていると思います。一般会計からの繰り入れは許さないとかという形で三原則が出ていると思うんですけれども、この中で市長裁量権が5項の中にあって、この部分で実は一般会計からの介護保険料に対する繰り入れはなかなか難しいけれども、別途事業、いわゆる福祉支援事業という形で条例をつくって、こういった介護に対する助成事業として取り組んでいる各市町村があるわけです。市長裁量権でこれができるということで、しかも厚生労働省から出したものは指導であって、法律でも施行令でもないということで、一般会計の繰り入れをやっている市町村も事例として上がっている。しかし我が沖縄市は、それがやられてないという実態が起こっているわけですけれども、この辺についても市当局の考え方、あり方なりについて委員会で質疑をされたかどうか、この辺についてもお聞かせ願いたいと思います。 そのことによって、沖縄市民の中でどれだけの保険料が今回値上げされるのか、47.5パーセントということでしたが、平均的な引き上げ率、その中で1段階から5段階までの引き上げ率で1段階何名でどれだけの増額、2段階でどれだけの人数でどれだけの増額になると、各段階毎の人数とそれぞれの増額、いくらぐらいになるのか、ここら辺もちゃんと質疑をされたかどうか、その辺についてもお聞かせを願いたいと思います。 それから2点目は先程委員長報告の中でなされました。施設介護のサービス事業が減額をされて、在宅の方にサービス事業の予算が大幅に組み替えられたと、その辺の理由について、施設が満杯でいわゆる入れない、かといって要支援の方々がたくさんいらっしゃる、この方々はどうしても在宅でやらなければならないということで、そこに傾斜配分して、予算化をしてきたというご説明であったわけです。この辺については当局としてやはり施設の充実、介護施設のこれからのいろんな形でのグループホームから含めて、あるいは老人保健施設、あるいは特別養護老人ホーム諸々のそういった介護支援施設について増設、ないしは民間にそういった施設に対して支援事業などが取り組まれていかれるのかどうか、そこら辺についても委員会で質疑をされたのかどうかお伺いをしたいと思います。 それから、3点目はやはり介護保険事業そのものは平成10年度から制度がスタートして、第1段階において第2段階に見直しになったけれども、大幅に引き上げという形に変わってきているわけです。そういう面で我が沖縄市が、ある面では老人世帯がかなりいらして、この対象者が増えたと同時にそういつた施設の利用費の給付がかなり増えるということで、それに見合う形での保険料の値上げということになったかと思うんです。 そういう面ではボーダーラインとしてかなりいらっしゃる。この方々に対して、市当局からの財政支援としての助成策、これが今のところ見られないけれども、しかし一部見られるところがあったわけです。その辺についてはやはり今後もどういう形で取り組まれていくのかという市長の方針について委員会では説明がなされたかどうか。この辺についてもお伺いをしておきたいと思います。 ○浜比嘉勇議長 文教民生委員長。 ◎与那嶺克枝文教民生委員長 ただいま池原議員からの質疑ですが、5段階についての人数についての質疑がありまして、答弁がありました。 保険料についてはありませんでした。2点、3点については質疑はございませんでした。最初の5段階の人数だけ報告させていただきます。 1号被保険者の5段階の人数であります、第1段階が 1,101名、第2段階が 7,363名、第3段階が 5,214名、第4段階が 1,029名、第5段階が 1,868名、総計で16,575名であります。 ○浜比嘉勇議長 他に質疑はありませんか。池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 ただいま委員長報告として出てきました、第1段階から第5段階までの人数把握については質疑で明らかにされたということなんですね。その中で第2段階、第3段階の方々に対して保険料の傾斜軽減という形で値上げ幅を押さえてきたというのが、これまでの条例改正の中で出てきたわけです。その額については、やはり実数として条例改正の中では出されなかったので、今回この予算の中でやはり出てくるのかと思っていたらそれが質疑として出てこなかったというのでありますけれども、トータルとしてここで出てきているのが、 6億9,400万1,000円ということで出てきているわけですけれども、この辺についてやはり額について資料としては上げられてなかったかどうか、質疑はなかったかも知れないけれども、介護保険事業の予算資料等について上げられてなかったかどうか、上げられていたならばこの資料の説明を願いたいというふうに思います。 ○浜比嘉勇議長 文教民生委員長。 ◎与那嶺克枝文教民生委員長 介護保険の説明資料としましては、こういった資料をいただきました。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午後4時02分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後4時03分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 文教民生委員長。 ◎与那嶺克枝文教民生委員長 申し訳ございません。いただいた資料の中にはそういった市民負担増についての金額等は書かれておりません。また今の市民負担増についての質疑はありませんでした。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午後4時15分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後4時36分)
    浜比嘉勇議長 再開いたします。 他に質疑はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 これより議案第75号について討論に入ります。討論はありませんか。 池原秀明議員。 ◎池原秀明議員 議案第75号 平成15年度沖縄市介護保険事業特別会計予算について反対の立場から討論をしていきたいと思います。前回の介護保険料の一部改正の条例案について反対してきた立場もありまして、それを裏付ける予算として今回ご提案をされている。そういう面ではやはり市当局の条例改正案の時も討論をしてきたけれども、市当局のやるべき努力が見えてこない、ところが本来予算の中でどう反映させてくるかということでも現在見ていたわけですけれども、その辺についても出てこないということでは、市民負担に対しての増額負担ということが言えるんではないかというふうに思います。 これについてもやはり本来国等に対してきちっと介護保険料の補助金、あるいは国の国庫負担に対しての要求をやっていくと同時に市民に対しては介護保険料を納めながらも、なおかつ介護給付費の削減をしていくために介護予防が大切だと思うんだけれども、そのような施策についても支援事業などいろいろと出てきました。基幹支援サービスセンターなど含めて、あるいはファミリーサポート、介護保険に対するいろんな施策もいくらかあると思うんだけれども、しかしそれを越して市民負担増というのは、本来は介護、みんなサービスを受けていきたいというふうにお年寄りの方はあえいでいます。保険料が高すぎると同時に個人負担もある面では利用料の1割ということでは高すぎるということで、サービスセンターが各地に起こっている。そういう面では反対せざるを得ないというふうに思います。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午後4時37分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後4時50分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 休憩いたします。  休 憩 (午後4時51分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後4時52分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 次に賛成討論を許します。他に討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第75号 平成15年度沖縄市介護保険事業特別会計予算について採決をいたします。 本件は起立により採決をいたします。本件は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) ○浜比嘉勇議長 起立多数であります。よって議案第75号は委員長の報告のとおり可決されました。 △日程第8 議案第76号 平成15年度沖縄市土地区画整理事業特別会計予算を議題といたします。建設委員長の報告を求めます。建設委員長。 ◎仲宗根弘建設委員長 ご報告申し上げます。平成15年度 沖縄市土地区画整理事業特別会計予算についてご報告申し上げます。 平成15年3月7日第267回沖縄市議会定例会において、建設委員会に平成15年3月20日までに審査を終了するよう期限付きで付託になりました議案第76号平成15年度沖縄市土地区画整理事業特別会計予算について、審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。 本委員会は、平成15年3月19日に委員会を開き、市当局から建設部長、建設部次長、区画整理課長等の出席を求め、議案第76号について説明を聴取したのち、質疑を交わし、慎重に審査いたしました。 以下、主な質疑内容を申し上げますと、歳入の4款1項1目1節、区画整理事業国庫補助金で安慶田・中の町地区事業計画調査の予算が計上されているが、事業内容、年次計画はどうなっているかとの質疑に対し、従来、区画整理は国の都市局の事業だが、国も柔軟になってきており、今回は住宅局に住宅改良事業という事業があり、地区の中で1団地あたり0.15ヘクタールの不良住宅が認定されると、補助率4分の3の住宅改良事業ができる。平成15年度は、その調査のための予算計上で、調査費の補助率は2分の1である。住宅改良事業が必ずできるということではないが、可能性をもって調査をしていきたいとの答弁でありました。 次に、8款1項1目1節、保留地処分金で、保留地の鑑定はどのように実施しているか、又、毎年鑑定を実施する考えはないかとの質疑に対し、2社に鑑定をお願いしているが、全体を鑑定すると大変な経費になるので、基準地を作り、比準して算定していく。又、頻繁に鑑定するのも厳しく、事業期間が16年度となっており、15年度に資金計画等も含めて事業計画の見直しをするので、検討していきたいとの答弁でありました。 以上が本委員会における主な審査経過であるが、慎重に審査した結果、議案第76号 平成15年度沖縄市土地区画整理事業特別会計予算については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しましたので、ご報告いたします。 ○浜比嘉勇議長 以上で建設委員長の報告を終わります。ただいまの建設委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 これより議案第76号について討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第76号 平成15年度沖縄市土地区画整理事業特別会計予算について採決いたします。本件に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 ご異議なしと認めます。よって議案第76号は委員長の報告のとおり可決されました。 △日程第9 議案第77号 平成15年度沖縄市下水道事業特別会計予算を議題といたします。建設委員長の報告を求めます。建設委員長。 ◎仲宗根弘建設委員長 ご報告を申し上げます。 平成15年3月7日、第267回沖縄市議会定例会において、建設委員会に平成15年3月20日までに審査を終了するよう期限付きで付託になりました議案第77号 平成15年度沖縄市下水道事業特別会計予算について、審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。 本委員会は、平成15年3月19日に委員会を開き、市当局から建設部長、建設部次長、下水道課長等の出席を求め、議案第77号について説明を聴取したのち、質疑を交わし、慎重に審査いたしました。 以下、主な質疑内容を申し上げますと、下水道の普及率はどれくらいかとの質疑に対し、平成14年3月現在85.2パーセントで、下水道未接続の世帯が 7,435世帯であるとの答弁でありました。 次に、歳入の1款1項1目下水道使用料について、集合住宅の場合、空き部屋は下水道を使用しなくても使用料が徴収されるのは不合理だと思うがどうか、又、米軍基地及び自衛隊基地からの使用料はどれくらいかとの質疑に対し、集合住宅の空き部屋は下水道を使用しなくても、検針業務に費用がかかるため基本料金は徴収している。今後、他市町村と情報交換をしながら検討していきたいとの答弁があり、米軍基地の使用料は、キャンプフォスターが 466万 9,862円、嘉手納基地及び自衛隊基地が合計で 1億964万1,296円であるとの答弁がありました。 次に、歳入の3款1項1目一般会計繰入金の内容はどうなっているのかとの質疑に対し、長期債の元金、利子の償還が主な内容であるとの答弁でありました。 次に、歳入の5款1項1目1節水洗便所改造資金貸付基金収入で、長期滞納者の金額と件数はいくらか、又、長期滞納者をなくすためにこれからどういう対応をしていくのかとの質疑に対し、滞納金額が93万 9,900円、長期滞納の件数が10件で、滞納の理由としては、本人の死亡、保証人の死亡、病気入院等のために返済能力がないとの答弁があり、長期滞納に関しては、これまで電話連絡等いろいろやってきたが、これからは催促を繰り返しながら、同時に金融機関に預託する方法を調査研究していきたいとの答弁でありました。 以上が本委員会における主な審査経過であるが、慎重に審査した結果、議案第77号 平成15年度沖縄市下水道事業特別会計予算については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しましたので、ご報告いたします。 ○浜比嘉勇議長 以上で建設委員長の報告を終わります。ただいまの建設委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 これより議案第77号について討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第77号 平成15年度沖縄市下水道事業特別会計予算について採決いたします。本件に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 ご異議なしと認めます。よって議案第77号は委員長の報告のとおり可決されました。 △日程第10 議案第78号 平成15年度沖縄市水道事業会計予算を議題といたします。建設委員長の報告を求めます。 建設委員長。 ◎仲宗根弘建設委員長 ご報告を申し上げます。 平成15年3月7日、第267回沖縄市議会定例会において、建設委員会に平成15年3月20日までに審査を終了するよう期限付きで付託になりました議案第78号 平成15年度 沖縄市水道事業会計予算について、審査の経過と結果について、ご報告申し上げます。 本委員会は、平成15年3月19日に委員会を開き、市当局から水道局長、水道局次長、関係課長等の出席を求め、議案第78号について説明を聴取したのち、質疑を交わし、慎重に審査いたしました。 以下、主な質疑内容を申し上げますと、水道事業の普及率はどれくらいかとの質疑に対し、普及率は 100パーセントであるとの答弁でありました。 次に、第3条収益的収入及び支出の第1款水道事業収益で水道使用量の単価はいくらかとの質疑に対し、基地の場合は口径が 400ミリメートルのものがあり、口径が大きくなれば基本料金も高くなり、使用水量が多くなるほど従量料金も高くなるので、1トン当り 283円、民間が1トン当り、平均で 180円になっているとの答弁でありました。 以上が本委員会における主な審査経過であるが、慎重に審査した結果、議案第78号 平成15年度沖縄市水道事業会計予算については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しましたので、ご報告いたします。 ○浜比嘉勇議長 以上で建設委員長の報告を終わります。ただいまの建設委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終結いたします。 これより議案第78号について討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第78号 平成15年度沖縄市水道事業会計予算について採決いたします。本件に対する委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 ご異議なしと認めます。よって議案第78号は委員長の報告のとおり可決されました。 △日程第11 議案第79号 沖縄市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。提出者の説明を求めます。総務部長。 ◎普久原朝健総務部長 議案第79号についてご説明いたします。沖縄市職員等の旅費に関する   条例の一部を改正する条例 沖縄市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり提出する。 (提案理由) 県内旅費の支給方法を見直すため、条例を改正する必要があり、この案を提出する。 次のページをお願いいたします。   沖縄市職員等の旅費に関する   条例の一部を改正する条例 沖縄市職員等の旅費に関する条例の一部を改め沖縄本島所在市町村の陸路で以て旅行可能な地域の日当を支給しないとするものであります。 以上、よろしくご審議お願いいたします。 ○浜比嘉勇議長 以上で提出者の説明を終わります。ただちに質疑を許します。質疑はありませんか。普久原朝勇議員。 ◆普久原朝勇議員 議案第79号 沖縄市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例について、質疑をさせていただきたいと思います。 表の中の1の方、それについては日当を支給しない地域、これは6時間以内は日当を支給しないというふうになっているわけなんですが、これは勤務中なんですよね、勤務中に日当を支払うというのは、どういうふうなことなのか、あるいはその勤務中をいままで支給していたものが、今回は勤務中でも6時間以内は支給しないというふうになるわけですよね、6時間を越した場合には支給すると、この6時間を過ぎた場合には1時間だろうが、半日分の日当を支給するというふうになっているのかどうか。 それから、例の名護以北になるとこれが支給するというふうになるわけでありますが、これも6時間以内でも向こうに行くと、支給するというふうになっているのかどうか。危険手当ということでこの日当を出しているのか、勤務中でも役所以外に出ていくというものに対しては勤務中でも出していくというふうな考え方なのか、その辺をお聞かせを願いたいと思います。 ○浜比嘉勇議長 総務部長。 ◎普久原朝健総務部長 これまで旅行につきましては、いろんな雑費が生じるだろうというようなことで、名護以北、それから南だと糸満市当たりには、日当を支給するというようなことがございました。ところがその日当を支給する地域と支給しない地域の違いというのがそんなに明確ではないというようなことがございまして、今回は陸路でもって車で行ける部分については日当は支給しないと、それから6時間以上の旅行の場合には2分の1を支給するということがありましたけれども、これについても今回は廃止をするということでございます。そういったことでご理解願いたいと思います。よろしくお願いします。 ○浜比嘉勇議長 普久原朝勇議員。 ◆普久原朝勇議員 陸路で行けるものについては支給しないと、これは名護以北は載ってないわけなんです。これはどういうふうに、名護以北は支給するんですか。 そうしますと、例えば運転手業務というものはほとんど市外に出るというのが運転手業務になると思うんですよ、運転手という特定の業務については、これは運転手でも採用の条件としては市内だけを走らすのが運転手の業務だというふうにとらえているのか。運転手は市外に行っても仕事の中だというふうにとらえるのかどうか。その辺を含めて。 ○浜比嘉勇議長 総務部長。 ◎普久原朝健総務部長 この議案の別表ということで示してありますけれども、この1、2の日当を支給しない地域、それから日当全額を支給する地域というようなことで表をかけてあるわけです。 これを改めて下の表になります。この下の表は本島内の市町村については、日当を支給しないと、陸路でいける部分についてはしないということであって、船を使って行ける場所、例えば津堅島、伊江島、それから慶良間諸島、そういった所については日当を支給するということになります。 運転手の話がありましたけれども、運転手も同じように適用されていきます。以上でございます。 ○浜比嘉勇議長 他に質疑はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 質疑なしと認めます。 これをもちまして質疑を終結いたします。 休憩いたします。  休 憩 (午後5時12分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後5時14分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております。議案第79号は会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませかん。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 ご異議なしと認めます。よって本件については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより議案第79号について討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第79号 沖縄市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例について採決いたします。本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 ご異議なしと認めます。よって議案第79号は原案のとおり可決されました。 △日程第12 議案第80号 財産の購入についてを議題といたします。提出者の説明を求めます。企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 議案第80号 財産の購入についてご説明申し上げます。 このことについて、別紙のとおり財産を購入したいので、地方自治法第96条第1項第8号及び沖縄市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求める。 (提案理由) こども未来館(仮称)に設置する備品を購入する必要があるため、この案を提出する。 次のページお願いします。 次のとおり財産を購入する。1.契約の目的 こども未来館(仮称)情報通信ネッワーク機器等の整備2.数   量 情報通信ネットワーク機器等一式3.契約の方法 指名競争入札4.契約金額  金16,002,000円 (消費税込み)5.契約の相手方 住    所 沖縄市中央二丁目28番1号 商号又は名称 株式会社 プロスタッフ 代表者氏名  代表取締役 奥平律男 中身につきましては、現在進めているワンダーミュージアム及びチルドレンズセンター等の情報通信の機関室、いわゆるインフラ整備でございます。よろしくお願いします。 ○浜比嘉勇議長 以上で提出者の説明を終わります。ただちに質疑を許します。内間秀太郎議員。 ◆内間秀太郎議員 議案第80号 財産の購入について質疑を行います。これはワンダーミュージアムの運営にかかることは、たぶん新しい財団で管理運営に当たると思うんですが、そういうふうなところで必要な情報通信ネットワーク機器等、これはそういうふうなところでの協議とか何が必要なのかとか、またどういうふうなものを設置すればいいのかとかというのは、新しい財団では検討されないのか、いわゆる沖縄市がこれこれをこういうふうに使いなさいとあてがう格好で、あてがわれたものを管理運営をすると、こういうふうな形になるのか、それとも新しい財団の方で必要なものを組み立てて、こういったものが必要なんだといって、予算を要求してくるのか、それは運営の基本にかかることですから、具体的にはどのように考えているのか、それでそういうふうな人たちの意見や管理運営にあたる人たちの考え方がこの備品購入などに反映されるようになっているのかどうか、そこをお聞かせいただきたいと思います。 ○浜比嘉勇議長 企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 運営財団と沖縄市との関係でありますけれども、いま進めていますのは、建物を含めて機器一切、これは全て沖縄市が整備することで進めています。 なお、その施設の中身を含めてこれは検討委員会でありますチーム未来で20数回議論して現在の整備方針になったということであります。 ○浜比嘉勇議長 内間秀太郎議員。 ◆内間秀太郎議員 チーム未来で議論をして購入機器については決めてあるということなんですが、そういった使用などについて資料の提供をお願いできますか。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午後5時19分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後5時20分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 いまご提案申し上げていますのはネットワークということで、次の議案第81号、82号に関連します。つまり、パソコン等IT関係を整備する予定ですけど、これのネットワークを80号ではお願いしているということであります。 なお、使用等については、議案第81号、あるいは議案第82号でご説明申し上げたいと思っています。 ○浜比嘉勇議長 内間秀太郎議員。 ◆内間秀太郎議員 いま情報通信ネットワーク機器等一式ということで出ているわけですが、当然、そのネットワークに必要な機器が購入されるというふうになっていると思うんです。そうするとどの範囲でどういうふうな機能を持って何台ぐらいでどういったふうにネットワークするとか、こういったのが多分チーム未来あたりで検討されて、この購入計画になったというふうに先程の説明から理解できるわけですけれども、どの範囲の能力を持っているのか、いわゆる数量的にはどれだけのもののネットワークが可能なのか、希望などもあるのではないかと思うのですが、この近辺の資料の提供ができるか聞いているんですが。 ○浜比嘉勇議長 企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 今回のネットワークの使用等につきましては、手元にあります後程コピーでお配りしたいと思っています。 ○浜比嘉勇議長 他に質疑はありませんか。池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 議案第80号について質疑をさせていただきたいと思います。今の内間議員の質疑に対して当局のお答えは81号、82号と関連するので、ここのところで仕様書を出したいというふうな話しがあったんですが、今、審議しているのは80号なんです。この80号に対するネットワークなんです。出てくる機種器材の仕様書、あるいは品目等、価格等それぞれこれはセットですよね、業務に関するセットの機器を入れたいというわけですね。ですから、何々がここでネットワークを作るための機器が整備されているのか、我々は見えないですから、そういう面で品目それぞれ単価等もどういうふうになっているのか、この機器等についてはどういう役割を果たすのか、この辺について仕様書がちゃんと出されていると思うんです。この仕様書に基づいて入札はさせているはずですから、この仕様書をきちっとご提示願いたいということであります。 それから、沖縄市のこれまで81号、82号を見ていると、こういった通信機器等、器材等についてはいろんなところが入札で参加されるようになっていて、10業者やっているところもあるんですけれども、80号の議案では5業者だけ入札に参加されているわけです、この入札参加の指名競争入札という形になっていますけれども、この選定は5カ所しか指名してなかったのか、それともそれ以上にまだあるけれども、選定をしてこの5カ所に入札参加をしていただいたということなのか、そうであるならばどういった基準でこの入札参加の資格審査をしたのか、そこら辺についてお聞かせを願いたいというふうに思います。 とりわけこのプロスタッフ、これが沖縄市にちゃんとしたメンテナンスを含めた設備等ができるものかどうか、沖縄市内在住の会社なのか、そこら辺含めてお聞かせ願いたいと思います。 ○浜比嘉勇議長 企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 仕様書につきましては、先程お答えしましたとおりボリュームがございますので、手元にありますので後程コピーしてお上げしたいということでお願いします。 それと2点目の競争入札でございますけれども、選定基準としましては、基本的に沖縄市内に本社及び又は営業所がある業者28社に呼びかけしました。28社に通知しまして、その結果、今、お手元に資料としてお上げしています5社が参加してその中から株式会社プロスタッフの方が落札したというふうな経過でございます。 ○浜比嘉勇議長 他に質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 質疑なしと認めます。 これをもちまして質疑を終結いたします。お諮りいたします。ただいま議題となっております。議案第80号は会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませかん。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 ご異議なしと認めます。よって本件については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより議案第80号について討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第80号 財産の購入について採決いたします。本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 ご異議なしと認めます。よって議案第80号は原案のとおり可決されました。 △日程第13 議案第81号 財産の購入についてを議題といたします。提出者の説明を求めます。企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 議案第81号 財産の購入についてご説明申し上げます。 このことについて、別紙のとおり財産を購入したいので、地方自治法第96条第1項第8号及び沖縄市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求める。 (提案理由) こども未来館(仮称)に設置する備品を購入する必要があるため、この案を提出する。 次のページお願いします。 次のとおり財産を購入する。1.契約の目的 こども未来館(仮称)情報通信パソコン機器等の整備2.数   量 情報通信パソコン機器等一式3.契約の方法 指名競争入札4.契約金額  金54,600,000円 (消費税込み)5.契約の相手方 住    所 那覇市松尾一丁目1番2号 商号又は名称 株式会社 沖縄ベスト電器 代表者氏名  代表取締役        社長 深澤政和 以上、よろしくご審議お願いします。 ○浜比嘉勇議長 以上で提出者の説明を終わります。ただちに質疑を許します。 内間秀太郎議員。 ◆内間秀太郎議員 先程ネットワーク等、現在パソコンが81台、プリンターが13台、スキャナーが4台ということですが、これをネットワークするケーブルと機材とを分けて発注している理由、それからまた部屋数とか81コーナーを1カ所にやるのか、それとも他のところにもやるのか、ぶら下げる場所はどの近辺に設置をするのか、その近辺も分かりやすく説明をお願いしたい。先程のネットワークとこの機器個々が結ばれるのはネットワークの仕事でやるのか、工事はパソコンを入れるだけと、つなぐのはさっきのネットワークでやると、こういうふうになっているのか、工事がどの近辺でどういうふうに分けられているのか、説明をお願いしたいと思います。 ○浜比嘉勇議長 企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 ネットワークの業務範囲というのは、いわゆる中核施設であるワンダーミュージアム、あるいはチルドレンズセンター、それぞれ部屋があるわけです。それぞれ部屋の方にケーブル布設をするということと、それから後一つは沖縄市がいま進めている地域イントラネット網につなぐとか、そういう環境整備をするということと、それを動かすための機器類を付けるということでありました。今回、議案第81号で提案申し上げているのは、主にチルドレンズセンター内にあるんですが、仮称ITセンターを設けてあります。約580㎡の建物がありまして、その部屋を中心として機器を設備するということであります。なお、パソコン等についてはそのITセンター以外にそれぞれの部屋にも付けるという予定であります。 更に入札を分けた理由と申しますか、それぞれ機器用の販売を扱うところと、それからネットワークの通信網の工事を専門とするところということで、今回私どもとしてはそういう分け方をして3件の契約をご提案申し上げているところです。 ○浜比嘉勇議長 内間秀太郎議員。 ◆内間秀太郎議員 いまイントラネット、そういったふうなものとのネットワークを考えていると、それでチルドレンズセンターやワンダーミュージアム、そういうふうなところのネットワークを考えていて、ここの情報通信、パソコン機器についてはチルドレンズセンターのITセンターに設置される 580㎡の部屋を中心に配置されるものであると、こういうふうな説明なんですけれども、実際にイントラネットとつないでいくのか、独自に光ケーブルか何かそこにつないでいく考えなのか、その近辺はどうなっているのか。いわゆる外部との接続は役所の系列の中でつなぐのか、独自につないでいこうとしているのか、教えていただきたいと思います。 ○浜比嘉勇議長 企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 ネットワークの接続でありますけれども、これは外部との地域イントラネットを接続及び館内、建物が約 6,300㎡あります。それぞれ部屋が、機能があります。そういう機能を活かした形で館内、その建物内のケーブル布設を含めてネットワークをするということです。 なお、ITセンターにつきましては、特に私どもその施設につきましては、沖縄市が進めている人材育成事業として子どもの頃からそういう情報通信、あるいはITに親しませるということで、特に今回そういう機器をそろえて整備するというふうなことをいま考えているところです。 ○浜比嘉勇議長 内間秀太郎議員。 ◆内間秀太郎議員 非常に先端の機器を配置をするということですが、こういうふうなものの管理運営とかメンテナンスとか指導とかこういうふうなものはどのように行われるのでしょうか。 ○浜比嘉勇議長 企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 これは設置者は沖縄市であるということでこれが第1点です。その運用につきましては、新しく設立する運営財団が運営するということであります。 ですから、沖縄市と新財団の間の関係は委託契約というふうな形で運営財団で運営してもらうという形になります。 ○浜比嘉勇議長 他に質疑ありませんか。 玉城デニー議員。 ◆玉城デニー議員 ただいま議案第81号 財産の購入について、こども未来館(仮称)情報通信パソコン機器等の整備についての購入についての質疑をさせていただきます。 先程議案80号で沖縄市内で本社、支社を含めて28社あるということで答弁があったんですが、例えば入札に関してパソコンの機器というのは、その箱その物を考えてみた場合には性能がしっかり入札の説明の段階である程度仕様が決定していれば、どこでおそらく購入しても品質は保たれると思うんです。この場合に本社が沖縄市にある会社でもそういう物の供給は十分にできるというふうに認識しているんですが、この入札をした業者で、その内本社が沖縄市にある会社が何社あるかを教えてください。 ○浜比嘉勇議長 企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 28社の内に本社、営業所、あるいは支社等についての内訳等についてはいま手元にございませんので、後で調べてご返事申し上げます。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午後5時39分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後5時40分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 他に質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 質疑なしと認めます。 これをもちまして質疑を終結いたします。お諮りいたします。ただいま議題となっております。議案第81号は会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませかん。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 ご異議なしと認めます。よって本件については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより議案第81号について討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第81号 財産の購入について採決いたします。本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 ご異議なしと認めます。よって議案第81号は原案のとおり可決されました。 △日程第14 議案第82号 財産の購入についてを議題といたします。提出者の説明を求めます。企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 議案第82号 財産の購入についてご説明いたします。 このことについて、別紙のとおり財産を購入したいので、地方自治法第96条第1項第8号及び沖縄市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求める。 (提案理由) こども未来館(仮称)に設置する備品を購入する必要があるため、この案を提出する。 次のページをお願いします。 次のとおり財産を購入する。1.契約の目的 こども未来館(仮称)情報通信映像機器等の整備2.数   量 情報通信映像機器等一式3.契約の方法 指名競争入札4.契約金額  金29,400,000円 (消費税込み)5.契約の相手方 住    所 浦添市勢理客一丁目2番29号 商号又は名称 株式会社 沖縄科学AVセンター 代表者氏名  代表取締役 前川和夫 以上、よろしくお願いします。 ○浜比嘉勇議長 以上で提出者の説明を終わります。ただちに質疑を許します。 内間秀太郎議員。 ◆内間秀太郎議員 議案第82号について質疑を行います。映像ですが、先程のパソコンなどとどのように違うのか、違いなどについて教えてください。 ○浜比嘉勇議長 企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 情報通信映像機器等について先程のパソコン等とどう違うかということですが、まず、目的は館内映像記録システムということで、一つは安全監視とそれから特にワークショップ、今後館内でワークショップを中心に事業を行うわけです。それの記録等、あるいは記録してそのインターネットで、沖縄こども未来ゾーンではこういう事業をやっていますよということで編集して、それを外部にインターネットを使って発信するとか、そういう事業に使うということです。 更にここは小さいお子さん、あるいは親子連れの方々が見えると想定していますので、その保護者引率者が安心して子どもを遊ばせる状況を作りたいと、そのためにはやはりこういうカメラを設けて見守っていくというふうなシステムも作りたいと思っています。 それと設置場所でありますけれども、これは先程から申し上げているワンダーミュージアム、その目的の部屋があるわけですが、その部屋とそれからチルドレンズセンター、事務所の管理室等を結んでこれを使うということであります。監視のためだけじゃなくして、実際にやっている事業を記録してそれを持ち帰ることができるとか、それを外部に発信するというふうなことで映像システムを使うというふうなことを考えています。 ○浜比嘉勇議長 内間秀太郎議員。 ◆内間秀太郎議員 そうすると教育機器というよりは、むしろ管理のための機器だというふうな感じになろうかと思うんですが、いわゆるそういうふうな施設管理のためにこれだけの予算を使うという費用対効果の問題ですが。それにもう一つはそういう監視をされている中で子ども達の教育活動をするとか、そういったふうな時に映像の管理とか、そういうセキュリティー、これをどのように議論されていますか。 そこで何かが起こる、いわゆる子ども達が安心して勉強ができるために、やはり監視カメラが必要だというふうに考えられたその議論の背景、皆さんはチーム未来21でどういうふうな議論になってこういうふうなものになっているのか、そこに集まってくる人たちは何かよからぬ事に遭遇する前提でそれが監視を強めて、遭遇しないように、また遭遇しても対応ができるようにというふうな感じでこういうふうな映像の設置をやっているのか、そしてそういうふうなセキュリティーは具体的に個人情報保護も含めてなんですが、この近辺は議論はどうなっているのか聞かせてもらいたいと思います。 ○浜比嘉勇議長 企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 映像機器等につきましても、これは当然使い方の問題もあるわけですが、今回、私どもが重点的に気を付けていますのは、現場をご覧になったら分かると思うんですが、各部屋が多いということと、それぞれの建物自体が結構複雑である部分もあるわけですが、基本的には監視というよりは、安全性を十分気をつけてその運用するということになろうかと思っています。 なお、参考に申しますと、現在保育所等でもお母さん方が安心して自分の子どもの状況を見守るというふうなことで、この未来ゾーンの話しだけじゃなくして、現在はもっと進んだ形で使う方の、プライバシーを侵害しない形の使い方は研究されているようです。 なお、これについては管理の面とあと一つ大きな面は、ここでいろいろワークショップでその製品とか活動状況、それを含めて記録するわけです。その自分たちの活動状況を記録して、例えばCDとか、そういうものに加工して持ち帰るということができるわけです。そういうことで、今の使い方については監視とかそういうふうなことのみじゃなくて、それを安全に子どもを見守るという面で十分教育的な部分も含めて配慮して、使い方の問題を含めて研究していく必要があるだろうと思っています。
    浜比嘉勇議長 内間秀太郎議員。 ◆内間秀太郎議員 いま説明を聞いて、そういうふうにやると安心して安全な運営をするというふうなことですが、そのために皆さんはどんな取り組みをしているのか、いわゆるそういった情報管理をだれがどのようにしてやるとか、そういったことについて制限をするとか、こうするとか、この近辺はどういうふうな議論になっているのか、ちゃんとそれはそういう要項とか何か規則が作られているのか。いわゆる安心して、安全な範囲ですよと、皆さんのプライバシーを侵害しませんよというふうなことには、それだけの体制がないといけないと思うんです。その体制が取られているのかどうか、その辺の議論を聞いていないものですから、皆さんはそれをどういうふうにしてその機器の購入に至る時に、この近辺は安心ですよと、安全ですよと言える内容を提示をお願いしたいと思います。 ○浜比嘉勇議長 企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 カメラの運用につきましては、当然、新しく運用する場合に十分議論して、いまおっしゃるようなプライバシーの侵害にならないような形で運用をすべきだと思っています。なお、これにつきましては、十分要項を策定して職員にも周知徹底をさせるということを考えています。 なお、いま非常に願っているのは、監視ということが全面に出ているわけですが、私どもはそのデジタル映像を使って、例えば、館内の状況、例えば建物の中に入っていくと、このエリアではどういった事業をやっていますよ、というふうな案内にもなるわけです。それとあと一つは、沖縄こども未来ゾーンにおいては、こういう事業をやっていますよ、とかいう館内から発信する一つの手段として使えるわけです。 ですから、必ずしも単なる監視ということじゃなくして、それを教育的、あるいはこの施設を十分ピーアールできるような形での運用の基準、それは十分気を付けて作っていきたいと思っています。 ○浜比嘉勇議長 休憩いたします。  休 憩 (午後5時52分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後5時56分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 他に質疑ありませんか。仲村未央議員。 ◆仲村未央議員 今との関連なんですが、確認なんですけれども、常時にカメラを設置する意味というのは、今おしゃっている情報発信を常時インターネット等を通して行う必要があるからカメラを設置するという目的なのか、安全管理上の目的なのか、そのふたつを兼ね備えたカメラなのかということについてお尋ねします。 ○浜比嘉勇議長 企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 この映像機器等につきましては、先程からお答えしましたとおり、二つの面をもっていると、一つは安全管理の問題と、それから後は教育的に使っていきましょうと。先程から申し上げているとおりその映像等について事業をするわけですね、その事業をしたのをそれぞれの事業の中で記録して、それを子ども達が持ち帰るという方法もあるわけです。 前に議案説明の時に資料でお配りしたんですが、その中にネットワーク、どういった部屋にカメラを設置して記録するというふうなことでいまやっていますけど、今ワンダーミュージアム、それからチルドレンズセンター、それぞれの部屋にそういうふうな記録装置を設けてやっていきます。 今、運用の問題が一番重要だと思いますので、それは当然、安全管理という教育的な問題から外れる、いわゆるプライバシーを侵害するような運用はしないような基準をちゃんと作っていきます。 ○浜比嘉勇議長 仲村未央議員。 ◆仲村未央議員 ただいまのご答弁によりますと二つの目的があるということですが、その安全管理の面について先程来、プライバシーとの関連で質疑がありますけれども、どのような危険が想定されるのか、その管理上、例えば海とかであればおぼれるかもしれない、とか危険が想定されるかと思いますけれども、この施設の中においてどのような安全上の管理が必要であるということがあって、この設置ということになっているのかということについて議論なされたことについてお尋ねします。 ○浜比嘉勇議長 企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 館内には基本的には不特定多数の人を受け入れるということであります。更に館内の展示等の設備、一例を申し上げますとインハウス工房というのがありまして、そのインハウス工房の中に旋盤とかあるいは工作機械とか子どもたちが中に入ってさわったりしたら危ないなというのがあるわけです。後は先端技術の中の展示物、できるだけ手に触ってということを考えていますけれども、そういう面からある程度見守っていくという、どの部屋でどういう形で人間が動いているということは、ある程度は管理者としては掌握すべきだろうというふうに思っています。そういう意味で細かく確認していきます。 ○浜比嘉勇議長 仲村未央議員。 ◆仲村未央議員 もちろん子どもを中心に利用する施設ですから、そういう意味で子どもは、大人が想定しないようなところにも入り込んだりとか、いうことも勿論ありますから、そのカメラに頼らずとも、何か危険が想定されそうな安全な配慮というのは、もちろん重要かと思います。 先程来、内間議員からありますように、どうしても管理とかという言葉になってしまいますと、どなたがどの様に管理するのかという基準等がより具体的に求められてくると思いますので、先程答弁にあられたように規定等を明確に持たれて、是非プライバシーには十分配慮お願いします。 ○浜比嘉勇議長 他に質疑はありませんか。玉城デニー議員。 ◆玉城デニー議員 ただいまの件に関連して質疑をさせていただきますが、先程ネットワーク機器の購入、それからパソコン機器の購入、映像機器の購入とそれぞれ分割して購入で予算が付けられているわけですね。ところがこれを利用する場合には映像加工したり、インターネットで配信したり、それから監視をしたりと、いろんな多目的に使われるわけです。ところが監視をする目的とインターネットを配信する目的でケーブルをつなぐということは違うと思うんです。その辺が見えてこないのが問題じゃないかと思うんです。それは前にいただいた資料でも配置とか、機器はこうやって置きますというのは分かりますけれども、いま問題になっているのは、その運用とかそういうのをどこで明確に区別されているかということが問題だと思うのでその間をちょっと聞かせてください。 ○浜比嘉勇議長 企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 いまのカメラの接続の部分は非常に大事だと思っています。東京の施設を見に行ったんですけれども、カメラがある特定の人を追っていくというふうなことができないようなシステムと、つまりある一定部分だけ写してそれをコントロールできないようなシステム、これを安全管理と言っていますけれども、そういう部分でのセキュリティーの基準がちゃんと決められているということで聞きました。私どもは、いまこれは整備中でありますので、このことについては十分気を付けて、できましたら安全基準を早めに作って説明したいと思っています。 そういうことで、運用については十分基準を作ってみんなが納得行くような形で設置をしたいというふうに思っています。 ○浜比嘉勇議長 玉城デニー議員。 ◆玉城デニー議員 安全面の管理についてはそれぞれしっかりやっていただきたいなということで、今の質疑をさせていただいたんですが、もう1点、3つが予算はそれぞれ別に立てられているんですがリンクしているんですね。機械というそのものが、それをインターネットで配線する場合には、またメインサーバーに接続するわけですが、そのメインサーバーというのはどこの予算に組み入れられているのかということをお聞きしたいんですが。 ○浜比嘉勇議長 企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 メインサーバーにつきましては、いま議案第82号の中で機器として入っています。 ○浜比嘉勇議長 他に質疑はありませんか。池原秀明議員。 ◆池原秀明議員 82号を含めて議案について質疑をさせていただきたいと思うんですけども、80号から81、82号まで納期期限が8月31日というふうになっているわけです。3月25日に入札を付して26日に資料作成をして、今回こういう形で8月31日までの納期になっているわけです。グランドオープンを4月1日にやるということで鋭意進めているわけです。ところが機材器具等は8月31日までだというふうになるとこの4ヶ月間、ある面では館内の利用ができないというふうになろうかと思うんです。安全管理の面で今回出てくるんだったら当然4月1日から安全には不備だということになるわけですよね、それについてなぜこのような形になったのか、14年度事業できちっとこれを入れてやるのか、これは今回の本議会に出ているものですから、14年度事業の最終調整ということで、8月31日に納期終えて、納期をして5月31日まで出納整理で終わらすということなのか、新15年度予算でやるということなのか、それによって結局15年度事業の中では8月31日だから十分余裕ありますと、来年の16年3月31日までは事業年度ですから、その間十分余裕あるということなのか。2点お聞かせ願いたい。 事業年度がいつのものなのか、それから納期についてなぜ8月31日なのか、4月1日オープンという件も、その間休館という形になるのか。 ○浜比嘉勇議長 企画部参事振興開発室長。 ◎島袋芳敬企画部参事振興開発室長 中核施設のオープンということで度々ご説明申し上げていますけど、これは15年の4月ではなくて、平成16年の4月に向けてオープンということで進めているわけです。今回、提案申し上げている3件につきましては、去った6号補正で明許繰越の手続きと、それからこれまで国といろいろ整備方法を含めて議論して進めてきてゴーサインが出たということで、平成14年度予算で整備して納期を8月いっぱいということで進めております。 従いまして平成16年のオープンに向けて先程からご議論いただいている運用基準を含めて十分整備して後1年後に備えたいというふうに思っています。 ○浜比嘉勇議長 他に質疑ありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 質疑なしと認めます。 これをもちまして質疑を終結いたします。お諮りいたします。ただいま議題となっております。議案第82号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませかん。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 ご異議なしと認めます。よって本件については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 これより議案第82号について討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結いたします。 これより議案第82号 財産の購入について採決いたします。本件は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 ご異議なしと認めます。よって議案第82号は原案のとおり可決されました。休憩いたします。  休 憩 (午後6時10分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後8時07分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 更に休憩で各会派の調整をする必要があるというふうなことで、もうしばらくの間調整のため休憩したいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 休憩いたします。  休 憩 (午後8時08分)  ~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後9時08分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 休憩いたします。  休 憩 (午後 9時09分)  ~~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後11時15分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 市長。 ◎仲宗根正和市長 議案第83号 平成14年度沖縄市一般会計補正予算(第7号)についての提案をいたします前に、私の方から議員諸賢にお詫びを申し上げたいと存じます。 と申しますのは、これまで沖縄市当局が議会の議員諸賢にお諮り致しまして、沖縄こどもの国のために損失補償を何回かやってまいりましたけれども、この件につきましては、当然、法の趣旨に基づいて長たるものは損失補償の成り行き等について議会に報告すべきでございましたけれども、その手続きを怠ってまいりました。この件については私が就任致します前からそのようなことでございますけれども、しかし行政は継続しております。私が就任致します時点でそのことにいち早く気付いて速やかにそのような法の趣旨に基づいた手続きを取るべきでございますけれども、その点を致してなかったということにつきましては、心から議員諸賢にお詫びを申し上げる次第でございます。どうか一つ今後はこれに気づきました以上は、今後はこのような事がないように最大限の努力をしてまいりますので、その点を含めまして議員諸賢にお詫びを申し上げ、心からご協力をお願い申し上げる次第でございます。よろしくお願いいたします。 ○浜比嘉勇議長 △日程第15 議案第83号 平成14年度沖縄市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 提出者の説明を求めます。企画部長。 ◎池原清企画部長 議案第83号についてご説明申し上げます。 平成14年度沖縄市一般会計補正予算(第7号)につきましては、地方自治法第96条第1項第2号の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。 それでは2ページをお開きいただきたいと思います。第1表 債務負担行為の補正追加を掲げてございます。 まず、事項でございますが、財団法人沖縄こどもの国が金融機関からの資金借入に伴う損失補償、期間でございますが、借入の時点から金融機関が補償の履行日として指定する日まで、限度額でございます。未弁済の元利金及び延滞損害補償相当額、借入金でございますが、1億7,990万円でございます。なにとぞよろしくご審議お願い申し上げます。 ○浜比嘉勇議長 以上で提出者の説明を終わります。休憩いたします。  休 憩 (午後11時18分)  ~~~~~~~~~~~~~~  再 開 (午後11時53分) ○浜比嘉勇議長 再開いたします。 会議時間の変更、繰り上げをお諮りいたします。明日3月27日の会議は議事の都合により午前0時15分に会議時刻を繰り上げて開くことにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」の声あり) ○浜比嘉勇議長 異議なしと認めます。よって、3月27日の会議時刻は午前0時15分に繰り上げて開くことに決定いたしました。お諮りいたします。本日はこれを持ちまして延会したいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議あり」」の声あり) ○浜比嘉勇議長 異議がありますので、起立により採決いたします。 本日はこれをもって延会することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛成者起立) ○浜比嘉勇議長 起立多数でありますのでさよう決定いたします。 本日はこれをもちまして延会をいたします。大変ご苦労様でした。  延 会 (午後11時55分)...